デコポンのカロリーは?ダイエット向き?糖質・脂質・タンパク質比較

デコポンのカロリーはご飯の3分の1程度で比較的低く、デコポンはビタミンCやクエン酸などの栄養素も豊富に含んでいます。脂質量も非常に低いのでダイエットに利用可能です。食べ過ぎには注意が必要ですが、間食として食べる事で貴方のダイエットをより効率良く、効果的に出来るでしょう。

デコポンのカロリーはどのくらい?ダイエットに向いているのか?

品名 カロリー 糖質
デコポン(100g) 50kcal 12.7g
デコポン(1個) 約63kcal 約18g
上の表がデコポンの食品分析です。カロリーは100gで50kcal、デコポン1個でも63kcalですので、ダイエット中にもおすすめです。糖質も100g当たり12.7gで、少ないわけではありませんが、気にするほどの量ではありません。脂質量とタンパク質量はかなり低くなっています。

デコポンと他のフルーツのカロリー比較(100gあたり)

デコポンと柑橘系のカロリー比較
品名 カロリー 糖質
デコポン 50kcal 12.7g
温州みかん 45kcal 11.1g
いよかん 46kcal 10.7g
はっさく 45kcal 10g
バレンシアオレンジ 39kcal 9g
デコポンのカロリーを他の柑橘類のフルーツと比べてみましょう。大きな違いはありませんが、デコポンの100g当たりのカロリーは、同じ柑橘類であるみかん、いよかん、はっさく、バレンシアオレンジと比べると少し高い事が分かります。

柑橘類以外のフルーツともカロリーを比較してみましょう。

果物のカロリー比較
品名 カロリー 糖質
デコポン 50kcal 12.7g
いちご 34kcal 7.1g
りんご 54kcal 10.77g
すいか 37kcal 9.2g
バナナ 86kcal 21.4g
もも 40kcal 10.2g
デコポンのカロリーは、バナナよりも圧倒的に低いです。そして、いちご、すいか、ももよりも高く、りんごと同じくらいのカロリー量であることが分かります。デコポンの種類は少なく、900以上の柑橘類の中で、数十種類に限られます。

その理由は簡単です。デコポンには高品質を保つために基準が設定されているので、酸味が少なく、濃厚な甘みがあるなどの条件を満たしていない品種はデコポンとは認められていないからです。

ちなみに、基準をクリアしていない品種は「不知火(しらぬい)」と呼ばれています。熊本県の「肥の豊(ひのゆたか)」や、愛媛県の「デコ姫」などが人気のデコポンです。

デコポンでダイエットはできる?糖質制限向きか?

デコポンのカロリーは100gあたり50kcalなので白ごはん100gのカロリー168kcalと比較するとデコポンのカロリーは3分の1以下です。
ダイエット中のおやつ・間食は1日に200kcal以内に抑えるべきなので、デコポンはダイエット中に摂取してもよいといえます。

また、糖質制限中はの1日の糖質摂取量は

「体重1kgあたり2gまで」

が推奨されます。
体重60kgの場合は糖質120gまでです。

このように捉えたらデコポン1つ分の糖質量もあまりリスクにはならないでしょう。

デコポンのおすすめ調理方法・レシピ

デコポンのサラダの画像

デコポンを使った低カロリー&低糖質なサラダレシピ

【材料】
・デコポン
・ニンジン
・セロリ
・ホウレンソウ

【作り方】
1.まずはデコポンの皮をむき、小さく角切りにしましょう。
2.そしてニンジンとホウレンソウはカットせずにサッと茹でて下さい。
3.次にニンジンとセロリをみじん切りにします。
4.ホウレンソウも食べやすいよう、小さくカットします。ニンジン、ホウレンソウ、セロリ、デコポンを奇麗にミックスして完成です。

ニンジンの甘みとホウレンソウの苦み、セロリの食感とデコポンのジューシーな甘酸っぱさが上手くマッチします。お好みで、バージンオリーブオイルやココナッツオイル、ハーブなどを加えても良いでしょう。

ニンジンは茹でる事で、βカロテン、ビタミンB1と他の栄養素の吸収率が高められます。ニンジンのβカロテンは細胞の活性化を促し、アンチエイジングやガン予防にも効果があります。

また、セロリに豊富に含まれているカリウムは高血圧の予防や、血液中のコレステロール値を下げる事で、脂肪の吸収率を低下させることができます。

さらに、鉄分はビタミンCと一緒に摂取されることで大幅に吸収率が高まります。このメニューはデコポンのビタミンCがホウレンソウの鉄分の吸収率を高めるので、鉄分補給にもピッタリです。ちなみに鉄分は血液を作る働きにより、疲れにくい身体作りや免疫力の向上などに繋がります。

調理方法は簡単ですが、低カロリー&低糖質でダイエット効果も高められる素敵な一品です。

食べ過ぎに注意しながらダイエットに取り入れよう

デコポンはサイズも大きめで、カロリーと糖質量は、他の柑橘類の果物よりも高めです。甘いスイーツやスナック菓子に比べると断然良いのは明らかですが、ついつい食べ過ぎてしまわないよう注意して下さい。

また、しっかりと筋トレや運動をする事で消費カロリーを増やす事も重要です。

間食としてデコポンを食べよう

お米など食事の一部を低カロリーの食品で置き換える、置き換えダイエットにもデコポンは利用する事が可能です。しかし、デコポンはカロリー量の割に満腹感を刺激する成分がない為、食事に物足りなさを感じるかもしれません。食事が物足りないとストレスの原因になり、継続が難しく、長続きしないとダイエットに成功しません。

デコポンは小腹が空いた時の間食として食べるのがお勧めです。高カロリーで健康に良くない食べ物の摂取を控えることで、食べながらも無駄なカロリーや成分の摂取をカットしながらダイエットに取り組めるでしょう。ちなみにデコポンのビタミンCは吸収率が高くないので、一度に沢山食べるのではなく、ランチ前、夜ごはん前などの間食として、こまめに分けて食べると更に良いでしょう。

間食としてデコポンを食べる事で、空腹で食事を始める事を避けられます。空腹の状態で糖質や脂質を摂取すると、血糖値が急激に上昇して糖質や脂質は脂肪として蓄えられやすくなってしまいます。血糖値の急上昇を回避する事で、脂肪の吸収率を抑制できるので、効率よくダイエットに取り組めるようになるでしょう。