みたらし団子のカロリー・糖質・栄養は?食べると太る?

とろっとした甘辛ダレにもっちり感がたまらないみたらし団子、おやつの時間にもぴったりです。でも、ダイエット中にはカロリーや糖質も気になります。みたらし団子のカロリー・糖質はどれぐらいなのか、ダイエットに良い食品なのか、それともおすすめできない食品なのか、調べてみます。

みたらし団子とは?カロリーってどれぐらい?

みたらし団子とは?

みたらし団子は、竹串に団子が5つ刺さっており、軽く焦げ目がついた団子にとろみのある甘辛ダレがつけてあります。幅広い年代の人から親しまれており、おやつにぴったりな存在でもあります。

みたらし団子は、元は「御手洗団子」と書かれていました。トイレのこと?と驚いてしまいますが、本当の由来は京都の下鴨神社で行われる御手洗祭りから来ていると言われています。

この祭りの日に団子を売る店があったため、みたらし団子と呼ばれるようになりました。トイレではなく、とある神社で実施されていた祭りからみたらし団子という名前は広まったのです。

今では、コンビニやスーパーでも手軽に購入できるおやつの1つになりました。コンビニでみたらし団子を見てみると、ローソンやセブンではオリジナルの串に刺さっていないみたらし団子も販売されていますし、定番のヤマザキやあわしま堂はいろんなお店で見かけます。屋台や和菓子屋さんに行かなくても、身近なお店でみたらし団子は手に入るようになりました。

みたらし団子のカロリー・糖質は?

食品 カロリー 糖質 脂質 タンパク質
みたらし団子(あわしま堂)(1本) 122 28.8g 0.4g 1.2g
みたらし団子(ヤマザキ)(1本) 138 31.2g 0g 1.6g
みたらし団子(あわしま堂)(1本) 122 28.8g 0.4g 1.2g
みたらし団子(ヤマザキ)(1本) 138 31.2g 0g 1.6g
身近にいつでも食べられるみたらし団子、そのカロリーはどれぐらいなのでしょうか?今回は、ヤマザキとあわしま堂のみたらし団子のカロリーを見てみましょう。

大きさや串に刺さっている団子の数はどちらも同じですが、カロリー面で見るとヤマザキのみたらし団子の方が138キロカロリーと、あわしま堂の122キロカロリーより少し高くなっています。

それに対して、糖質もあわしま堂の方が高くなっています。脂質に関しては、ヤマザキは0g、あわしま堂は0.4gとなっているので、あわしま堂の方が少し多くなっています。タンパク質は総カロリーが高いヤマザキの方が多いです。

みたらし団子と他のお菓子とのカロリー比較

みたらし団子だけのカロリーを見ても高いのか低いのかわかりにくいので、他のお菓子とも比べてみましょう。今回は、和菓子で比較します。

みたらし団子(あわしま堂)・・・1本122キロカロリー
みたらし団子(ヤマザキ)・・・1本138キロカロリー
おはぎ・・・1個180キロカロリー
柏餅・・・1個165キロカロリー
草餅・・・1個130キロカロリー

このように、おはぎや柏餅の方がみたらし団子よりカロリーが高くなっています。どれも食べごたえがある和菓子たちですが、みたらし団子は和菓子の中ではカロリーが低い食品と言えます。

みたらし団子は太る?ダイエット効果は?

団子のもっちり感ととろりとしたタレが美味しいみたらし団子は太りやすいのでしょうか?

みたらし団子は太る?

みたらし団子は、原材料が白玉粉やもち粉など、炭水化物メインとなっています。粉類で見ると、白玉粉は小麦粉とほぼカロリーは変わりません。よって、糖質が高い食べ物になるため、ダイエット中の食べ過ぎは要注意です。炭水化物でできているお菓子と言っても過言ではないほどです。他にも食物繊維やタンパク質、ビタミンやナトリウムといった栄養素も含まれてはいますが、ごくわずかです。
そして、注意したいのが、団子にかかっているタレです。このタレがなくてはみたらし団子にならないわけですが、タレは醤油と砂糖から作られています。糖質を多く含む砂糖を使っているため、ダイエット中には過剰摂取に気をつけたいです。このように、みたらし団子は低カロリーな食べ物に見えますが、炭水化物の塊でありタレにはしっかり砂糖が使われているということを知っておきましょう。

みたらし団子にはダイエット効果はある?

炭水化物と糖質の塊と言われてしまうみたらし団子、ダイエット効果で期待できる部分はあるのでしょうか?
みたらし団子は炭水化物でできているため、1本食べるだけでも腹持ちがよくなります。この点においては、ダイエットの際に嬉しいこととなります。ダイエットでは空腹と打ち勝つことが欠かせないので、適量でお腹を満たしてくれるみたらし団子はありがたい存在です。ケーキやクッキーなどの洋菓子を食べるよりはるかに摂取カロリーを抑えられるので、ダイエット中の間食にもぴったりです。食べすぎの予防につながるため、みたらし団子はダイエットの効果が出やすくなると言えるのです。

おすすめみたらし団子の食べ方

ダイエット中でも美味しいみたらし団子は食べたくなります。そこで、食べ方のコツを抑えて、ダイエットが続けられるようにしましょう。

タレを少し落としてから食べよう

みたらし団子になくてはならないものでもあるタレですが、たっぷりつけて食べると糖分の取りすぎになってしまいます。そこで、みたらし団子にかかっているタレを少し落としてから食べるようにしましょう。このタレだけでもカロリーは結構あるので、少し落としてから食べることでいつもよりヘルシーなみたらし団子になります。

おすすめ手作りみたらし団子のレシピ

みたらし団子はコンビニやスーパーなど、どこでも販売されていますが、手作りすることでよりヘルシーなおやつになります。そこで、おすすめみたらし団子のレシピを紹介しましょう。

材料(串5~6本分)・・・白玉粉100g、絹ごし豆腐100g、砂糖おおさじ1、醤油おおさじ1、片栗粉おおさじ1、水100cc

作り方
①白玉粉に少しずつ絹ごし豆腐を加えながら、耳たぶくらいの硬さになるまで混ぜる。
②一口サイズの丸い団子を作っていく。この時に串に刺しておいてもどちらでも良い。
③熱湯に団子を入れて、3分ほど茹でる。団子が浮いてきたら氷水に入れて冷やす。
④鍋にタレの材料(醤油、砂糖、片栗粉、水)を入れて、とろとろになるまで混ぜて火を消す。
⑤茹で上がってひと冷めした団子にタレをかけて出来上がり。

※余裕があるときは網やトースターで焼いて焦げ目をつけてもOK。
子供と一緒に手作りを楽しめるレシピにもなっているので、ぜひみんなで手作りみたらし団子を作ってみてください。

みたらし団子分を消費するにはどんな運動が良い?

もちもちと食感を楽しみながら満腹感も得られるみたらし団子、食べた後はやっぱり運動をしてカロリーを消費したいです。では、みたらし団子分のカロリーを消費するにはどんな運動がよいのでしょうか?みたらし団子分を消費しようと思ったら、300キロカロリーは運動で消費するようにしたいです。
具体的な運動と時間を計算すると、以下のようになります。

クロール 30分
縄跳び 40分
ジョギング 45分
ウォーキング(早歩き) 30分

身近な運動で見てみても、300キロカロリーを消費するにはそれなりに体を動かさないといけないことがわかります。縄跳び40分と聞くと引いてしまいますが、早歩きのウォーキングなら30分程度続けられるでしょう。

食べるのはあっという間でも、カロリーを消費するのは大変なのです。ダイエット中はみたらし団子の食べ過ぎに注意して、運動も積極的に行なっていきたいです。手作りみたらし団子なども試しながら、適度に息抜きをして理想の体型に近づけるようにしてみましょう。