てんやをご存知でしょうか、天丼てんやとして、関東を中心に全国に展開しています。天丼ということで、カロリーが高いのではと思われますが、本当のところがどうかなのか解説して行きます。
てんやについての紹介
基本の天丼は、海老、イカ、キス、かぼちゃ、インゲンなどの天ぷらが乗っています。ごく基本の王道天丼だと言えます。
穴子天入りや、かき揚げや野菜天丼などが定番メニューにあります。
店内メニュには全て味噌汁がついています。
また、期間限定メニューで旬の食材や珍しい食材を使った天丼が提供されます。
例えば、初夏の海鮮天丼(あさりとごぼうと紅生姜のかき揚げ、漬けマグロ、焼き海苔天、海老、いんげん、刻み柚子)や、過去には、牛タンとろろ天丼(牛タン天が4枚にとろろ)、三元豚ロース天丼(三元豚ロース、マイタケ、インゲン、れんこん)など、ユニークな食材を使った天丼が提供されています。
また、天丼だけなく天ぷらの盛り合わせ定食などもあります。天つゆにて食べます。
そのほかに、うどんやそばのセットも提供されて、いますが、面白いのは、天丼にプラス180円で天ぷらそば、天ぷらうどんに変更が可能です。
そんな豊富なメニュー提供されていますが、ここで気になるのがメニューのカロリーです。天ぷらなのでかなり高カロリーだと予想されますが、本当のところはどうなのでしょうか見て見ましょう。
例えば、基本の天丼(海老、イカ、キス、かぼちゃ、インゲン)は並盛りで733kcal、小盛りで638kcalです。
吉野家の牛丼並盛が669kcal、かつやのカツ丼(梅かつ80g)が1129kcalです。牛丼より少し高い程度になります。カツ丼は流石に高カロリーなので、同じ揚げ物でもかなりカロリーは控えめになります。
てんやのカロリーが低いメニュー
小天丼
通常の天丼のご飯を少なくして、キス天を抜いたのがこの小天丼です。丼ものはご飯が多いので、その分カロリーが高めとなります。ご飯を小盛りにするだけでかなりのカロリーダウンとなります。
てんやには天丼にプラス180円で天ぷらそば・うどんに変更できるシステムがあります。そして店内メニューで最もカロリーが低いのが、冷やしそばを選んだ場合です。カロリーは456kcalになります。冷となっている場合、いわゆる天ざるとなります。
天ざるとしては十分な量なので、満足感も高いメニュです。
そのほか、温かいそばを選んだ場合は、477kcal、冷たいうどんが533kcal、温かいうどんが553kcalとなっています。
上天丼
天丼よりカロリー控えめなのはちょっと意外ですが、並盛りで713kcalで、小盛りで618kcalです。
キスとイカがない分、海老が2匹となっているので、その分カロリーが低くなっています。
小天丼同様、こちらもプラス180円で天ぷらそば・うどんに変更できます。
上天ぷらそばで、冷たいそばは619kcal、温かいそばは640kcal、上天ぷらうどんの冷たいうどんは696kcal、温かいうどんなら716kcalになります。
小盛りと上天ぷらそば・うどんは1食でこのカロリーなら、少しカロリー控えめですが、天ぷらの量を考えると、満足感はかなり高い食事となりますので、オススメです。
ご飯がいいということなら、プラス190円で定食にできます。定食は、上天丼の天ぷらに、ご飯、味噌汁、小鉢がついて638kcalです。
これも捨てがたいです。
天丼
上天丼を上回ること20kcalです。ご飯を一口残したら一緒ぐらい?という差です。しかしてんやは店舗での手作りなので、20kcalなんて誤差にしかなりません。
ちなみに、小盛りでは、638kcalになります。
もちろん天ぷらそば・うどんも同じ比率で少しずつ、上天丼より高くなります。
天ぷらそばで、冷たいそばは639kcal、温かいそばは660kcal、上天ぷらうどんの冷たいうどんは716kcal、温かいうどんなら736kcalになります。
念のため、定食にした場合も同じく658kcalとなります。
この3種類で、大盛りにしなければだいたい食べ過ぎにはならないでしょう。
ダイエットを成功させるためには、一日の消費カロリーとバランスを取れるように摂取カロリー量を決めること大切です。そのためには、一日の消費カロリーを把握し、食事制限により摂取カロリー量を決めましょう。本記事では、消費カロリーの計算方法や、摂取カロリーの目安、基礎代謝をあげる方法を解説します。
てんやのカロリーが高いメニュー
ある意味天丼屋としては、こちらが真骨頂ではあります。ダイエット中なら見ているだけで、太りそうなそんな天丼の数々を紹介しましょう。
ダイエット中は絶対避けて通りましょう。
海老とイカのかき揚げ天丼
海老とイカ、玉ねぎ、ほうれん草をかき揚げにして、どんと丼の上に盛っています。
大盛りにすれば、タレは断然追加して食べたほうが美味しいです。カロリーや脂質もさることながら、塩分もかなり高くなります。
やはり、どこでもかき揚げはカロリーが高くなりがちです。たっぷりとした衣をカリッとあげているのですが、衣も油もたっぷりの高カロリーですから、揚げ物の代表選手のような天ぷらです。
これはてんやに限らず、低カロリーなかき揚げはほとんど存在しないので、ダイエット中は立ち入ってはいけない世界です。ぜひ見ないふりをしてください。カリッといった衣を噛む音もぜひ聞かないふりをしてください。
口にすれば、多分数ヶ月の努力が水泡に帰します。
2018年期間限定 初夏の海鮮天丼
過去にも牛タンとろろ天丼(牛タン天が4枚にとろろ)、三元豚ロース天丼(三元豚ロース、マイタケ、インゲン、れんこん)など、ダイエットの反対を行くようなメニューがありました。
2018年の初夏の海鮮天丼はあさり、煮穴子、漬けまぐろ(キハダ)、海老という4種の海鮮と、焼き海苔天、いんげんが乗って並盛り1024kcal、大盛り1255kcalと定番メニュの高カロリートップの海老とイカのかき揚げ天丼にご飯一口分足りないぐらいの差になっています。
前にも言いましたが、てんやは一つ一つ手作りで天ぷらを上げているので、全然誤差の範囲内です。
アサリは千切りごぼうと紅生姜でかき揚げにしてアサリの風味を十分味わえます。それにマグロを漬けにして、旨味を閉じ込めて天ぷらにした漬けマグロ天、それにアナゴは行きたまま加工工場へ持ち込み甘辛くふっくらと煮た、活〆の煮穴子です。それにトッピングで刻み柚子がさっぱりと夏らしい爽やかさも演出しています。
これは、メニューを見てしまったら思わず頼んでしまいそうな限定メニューです。
2018年期間限定 チーズチキン南蛮天丼
まず大きなとり天が2枚とチーズのかき揚げ、星型チーズのトッピングに、半熟卵がのって、さらに南蛮ソースとタルタルソースがたっぷりトッピングされています。
並盛り1216kcal、大盛り1447kcalの高カロリーです。大盛りは小天丼の3倍近くのカロリーがあります。
とり天とタルタルソースの組み合わせは誰が始めたか知りませんが、非常に相性がよくてどこの飲食店でもこの組み合わせは非常に当たっています。丸亀製麺のとり天タルタルは期間限定ですが、注文率はとても高いようです。
もともとチキン南蛮自体、鳥のフライに甘酢ソースとタルタルソースがかかっている料理なので、とり天とタルタルソースが合わないはずはないのですが、たっぷりとタルタルソースをかけると、とり天を食べているというより、ソースを食べている人もいるので、そのジャンク感は半端ないです。
もちろんグッとカロリーも上がります。いくら胸肉やささみを使ってとり天を作ってカロリーオフにしてもタルタルソースが盛り上げ。。。でなく台無しにしてしまいます。
まぁそれだけ美味しい組み合わせです。絶対にダイエット中は近寄ったらダメな食べ物です。匂いにつられて一口食べると後戻りができなくなり、ダイエットは振り出しに戻ります。
そばセット、うどんセットの誘惑
それは、小そばセット・うどんセット、そばセット、うどんセットという美味しい組み合わせです。
天丼に味噌汁もいいですが、美味しい出汁をはった丼に、美味しい麺類が入った、そばやうどんと一緒に食べる天丼はかなりそそられます。もちろんボリュームは満点です。
例えば、チーズチキン南蛮天丼大盛りのうどんセットにすると、1216kcal→1598kcalにアップします。さらに100円ましで、麺大盛りにもできます。
大盛り天丼に麺大盛りにしたセットのカロリーは載っていませんでしたが、温かいうどんで計算すると382kcalプラスですから、1447kcal+382kcalなので、1829kcalという計算になります。麺大盛りはどれぐらいプラスになるかわかりませんが、2000kcal台に載っているのは確実です。
ダイエット中、丼物でもなんでも、一番気をつけるのが炭水化物ですが、天丼とうどんという組み合わせは絶対NGでしょう。
この悪魔の組み合わせの誘惑には負けないでください。
てんやのカロリーが高い理由
ですから、小天丼や上天丼の小盛りや天ぷらそばにするなど、先に食べ過ぎないように食べきっても大丈夫なカロリーのものを頼みましょう。
てんやに限らず、丼物はご飯を食べすぎるので、ご飯少なめ、生野菜多めにするのが理想です。ご飯を減らせることができないなら、丼物を選ばないのが賢明です。