ぶりは他の魚に比べて高カロリー?ダイエット中に食べたい場合はどうすれば良い?ぶりはダイエットに向いているのか、カロリー・三大栄養素と合わせて徹底解析します。
ぶりのカロリーはどのくらい?ダイエットに向いているのか?
ぶりの100gあたりのカロリー
食品 | カロリー | 糖質 | 脂質 | タンパク質 |
---|---|---|---|---|
ぶり(100g) | 257 | 0.3g | 17.6g | 21.4g |
ぶり(切り身200g) | 514 | 0.6g | 35.2g | 42.8g |
また、ダイエット中に特に控えるべき糖質が少なく、タンパク質が多く、脂肪燃焼効果があるヒチスジンやダイエット中に不足気味になる鉄を多く含まれているので、ダイエット向きの食材と言えるでしょう。ただし寒ぶりの場合は通常のブリよりも脂がのっているため若干カロリーは高くなります。
ぶりと他食材とのカロリー比較(100gあたり)
種類 | カロリー | 炭水化物 | 脂質 |
---|---|---|---|
ぶり | 257kcal | 0.3g | 17.6g |
あじ | 121kcal | 0.1g | 3.5g |
まいわし | 217kcal | 0.7g | 13.9g |
いか | 88kcal | 0.2g | 1.2g |
すずき | 123kcal | 0g | 4.2g |
まぐろ | 125kcal | 0.1g | 1.4g |
さけ | 138kcal | 0.1g | 4.5g |
めかじき | 141kcal | 0.1g | 6.7g |
きんめだい | 160kcal | 0.1g | 9.0g |
さわら | 177kcal | 0.1g | 9.7g |
さば | 202kcal | 0.3g | 12.1g |
ただし、ぶりの脂は良質で栄養価も高いため、ダイエット中でも積極的に摂ったほうがよい食材です。
ぶりの調理方法別のカロリー比較(100gあたり)
料理名 | カロリー | 炭水化物 | 脂質 |
---|---|---|---|
ぶりしゃぶ | 75kcal | 2.4g | 4.3g |
ぶり大根 | 83kcal | 5.4g | 3.9g |
ぶりの照り焼き | 240kcal | 11.2g | 13.0g |
カロリー以外にも砂糖を多く使用しているため、糖質も増えています。
ダイエット中にぶりの照り焼きを料理をする際は、砂糖や醤油等の調味料が多くなるのを避け、適量の量を食べるのがお薦めです。
一方、ぶり大根はカロリーも低く、大根のボリュームも増え、食べ応えもありダイエット向きの料理と言えるでしょう。
ただし、ぶり大根を調理する際は、醤油やダシの塩分も増えるので、塩分の摂りすぎには注意が必要です。味付けを濃くすると、その分塩分も増えるので、ダイエット時は薄味にするよう心がけましょう。
ぶりは糖質制限中にとってよいか?
糖質制限中は、ぶりの刺身やぶり大根、塩焼きは糖質や脂質が低いので、糖質制限中はとってよい料理と言えます。
一方、ぶりの煮付けや照り焼きは味付けに油や砂糖、醤油を多く含む分、糖質や脂質が増え、さらにご飯と一緒に食べるケースが多くなるので、ご飯の量や糖質にも注意が必要です。
糖質制限中にぶりの煮付けや照り焼きを食べる際は、ご飯の量を減らし、煮付けや照り焼きの味付けを薄味にすると良いでしょう。
ぶりのおすすめ調理方法・レシピ
ぶりのヘルシー鍋
ぶりだけでなく、野菜も沢山含んだヘルシーな鍋です。
体も温まるので、寒い冬におすすめです。
・ぶり(刺身用) 50g
・春菊 一束
・白ねぎ 1/8本
・豆腐 100g
・しめじ 30g
・水 200ml
・出汁用昆布 5cm×5cm 1枚
・ポン酢 適量
・ゆず皮 適宜
1.鍋に水と出汁用昆布を入れて蓋をして中火にかけます。
2.ぶりは1cm幅の薄切りに、豆腐は食べやすい大きさに、白ネギは1cm幅の斜め切りに、しめじは石づきを取って裂く、春菊は5cm幅のざく切り、ゆず皮は細切りにします。
3.1の中に2の具財を入れ、5分程度弱火で煮込みます。
4.器にポン酢を入れ、具材をつけて頂きます。
ダイエット向きのぶりの煮付け
・ぶりの切り身 2切れ
(煮汁の材料)
・水 1カップ
・酒 大さじ4
・しょうゆ 大さじ3
・砂糖大さじ 2
・みりん 大さじ1
・しょうが 1かけ
1.ぶりはペーパータオルで水けと汚れを拭き取ります。煮汁用のしょうがは皮をむき、薄切りにします。
2.鍋に煮汁の材料を入れて中火にかけ、煮立ったらぶりを並べ入れ、落し蓋をして10分程度煮ます。
ダイエット中にぶりを食べる際の注意点
しかし、ぶりは良質の脂や栄養素を多く含み、ダイエット中に不足しがちな栄養素が豊富に含まれているので積極的に摂りたい食材の一つです。食べ過ぎに注意しながら適量を食べるよう心がけましょう。