Updated: 2017/03/19 17:23
肩サポーター

肩サポーターの使い方と効果とは?

スポーツあるいは年齢の問題で、肩にトラブルを抱えている人は少なくありません。そんな方は肩サポーターを使うのがオススメです。そこで、肩サポーターで得られる効果やその使い方のコツなどを、ぎゅっとまとめてご紹介します。

シェア ツイート はてブ

サポーター選びの前に知っておきたい「とても複雑な肩」

野球肩や脱臼、あるいは四十肩や五十肩など、肩にトラブルを抱えている人は意外にも少なくありません。その最大の理由が「肩周りはとても複雑な構造をしているから」というのが挙げられます。

肩の周りには肩甲骨や鎖骨、上腕骨といった骨があり、それらを数多くの関節と筋肉が支えています。

肩は非常に可動域が広いのですが、それぞれの関節は決して大きくはなく、強くもありません。そのため、スポーツなどで酷使したり大きな衝撃が加わると、関節痛や脱臼グセといった厄介なトラブルを抱えてしまうことになるのです。

スポーツ時に多い肩のトラブル

先ほど少し触れましたが、肩というのはスポーツ時に多くのトラブルを抱えやすい場所です。具体的には、次のような症状になる危険性があります。

野球肩

野球の投球動作などでは肩の可動域をかなり広く行います。すると、肩関節に様々な障害が生まれる場合があるのです。ちなみにこの野球肩というのはそうした障害の総称で、具体的には「腱板疎部損傷」「インピンジメント症候群」「上腕二頭筋長頭腱炎」などがあります。

肩関節脱臼

「肩が外れる」という表現もしますが、それが肩関節脱臼と呼ばれるものです。原因は様々ですが、腕が後方に残った状態で大きな衝撃が加わったり、転倒時に変な角度から肩へ衝撃が加わったりすると起きます。

柔道やラグビーなど接触の多いスポーツで多く、脱臼を戻しても靭帯が悪化して脱臼グセにつながってしまいます。

四十肩・五十肩にはどうしてなってしまうの?

肩のトラブルで非常によく聞くものに「四十肩」「五十肩」があります。肩を上げようとしても上げられない、あるいは激痛を伴う症状が特徴ですが、実はこの2つははっきりとした原因がわかっていないのだそうです。

考えられる原因としては、年齢を重ねるうちに関節や筋肉といった組織が硬くなり、それが炎症や痛みにつながっているというものです。40代以降の人に多くみられる症状なためこの病名になっているのですね。

しかし加齢以外にも、生活習慣やストレスといった要因もあると考えられています。

肩サポーターの効果と選び方① 圧迫と保護

肩サポーターには大きく2つの効果とそれに合わせたタイプがあります。そのうちの1つが肩周りを圧迫することで保護するタイプです。これはスポーツ時に付けられるタイプから、肩周りの手術後などで肩関節を固定する固定力の高いタイプがあります。

スポーツ時にも使用できるタイプは、肩周りの可動域も確保するために圧迫は軽いものが多いです。

そのため、「完全に肩を保護できるわけではない」ということを念頭におく必要があります。関節や靭帯を損傷した場合は手術をしないとクセになるので、手術などで治療をした上で、あくまで補助的に使うという認識が必要です。

肩サポーターの効果と選び方② 肩の冷却・温熱

その一方、肩サポーターにはもう1つタイプがあります。それは肩を冷やすタイプのものと、肩を温めるタイプのものです。

肩を冷やすタイプは、主にスポーツ後などのクールダウンとケアのために使用します。野球の投手が降板した時に付けているもので、ケガの防止と疲労回復の促進が目的です。

それに対して、肩を温めるタイプのサポーターは四十肩・五十肩の痛みの軽減に良いとされています。特に朝起きた時など、体を動かさないことで冷えてしまった肩が痛みをだすのを抑える効果があります。

肩はトラブルが多いからこそ、サポーターで保護してあげよう

肩サポーターの様々な種類やその効果をご紹介しました。肩は他の関節と比べてもトラブルを抱えやすい場所で、ケガをするとズルズルとクセになったり治療が長引いてしまうこともあります。

そのため肩サポーターをうまく使いながらケアをしてあげてください。