食事ってすごかった!病気と食事の関係とは

普段私たちの生活に欠かすことのできない食事ですが、実は食事の工夫次第では私たちの身近にある病気や体調の悪化を改善することができます。

中には、がん患者に対して食事療法を行なったところ、全患者の60%のがんが消失、または縮小したという報告もあります。
「薬膳」や「医食同源」という言葉にもあるように、食事には私たちの身体の不調を治す力があるのです。

では、身近な病気とその食事療法についてご紹介していきましょう。

肥満に効果のある食事療法

肥満とは身体に過剰な脂肪が蓄積した状態のことで、最近では日本でもライフスタイルの欧米化により肥満の人が増えており問題となっています。
肥満は見栄えが良くないというだけでなく、様々な合併症を引き起こしやすいので対策が重要なものの一つです。

そんな肥満の食事療法のポイントとしては
・エネルギー量に注意する
・栄養バランスを考える
・食べ物でも飲み物でも、糖分を控える
・甘いものでも、置き換えることで食べられる
などがあげられます。

ここで、エネルギーを制限しながら栄養バランスをしっかりと整えるため、食材や調理法に工夫が必要です。
・肉は脂の少ないものを選ぶ
・油調理の少ない和食にする
・油を使わなくてもいい調理器具を使う
・素材の味を生かして薄味にする
・夕方までにどうしてもお腹が空いてしまう場合は、甘いお菓子ではなく食物繊維が豊富な果物にしてみる

これらに注意して過ごすだけで、肥満が改善してくることでしょう。

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高血圧に効果のある食事療法

高血圧とはその名の通り血圧が高い状態のことで、高血圧状態を長期間放置すると動脈硬化を招き、脳卒中などの脳血管疾患や心臓病、腎疾患など多くの疾病を引き起こしやすくなるため、高血圧の対策は非常に重要です。

そんな高血圧の食事療法のポイントとしては
・塩分を控える
・適正体重を維持する肥満を招かない食事
・栄養バランスを考える
などがあげられます。

中心となるのは塩分量を抑えることなので、塩分を抑えるポイントをご紹介します。
・塩分は1日6gまで
・減塩調味料を使う
・加工品ではなく生の食材を使う
・塩をできるだけ使わないためにだしをしっかりとる
・薄味が気にならないように香辛料を上手に使う
・油は植物性のものを使う

これらに注意して減塩ができれば、少しずつ血圧が下がってくるでしょう。

脂質異常症に効果のある食事療法

血液中の脂質の異常を総称して脂質異常症といい、動脈硬化・心筋梗塞・狭心症・脳梗塞などを発症するリスクが高くなってしまうため対策が必要です。

そんな脂質異常症の食事療法のポイントとしては
・適正体重を維持する
・栄養バランスを考える
・脂質の質と量に注意する
・食物繊維をとる
・塩分を控える
などがあげられます。

そんな中で注意すべきポイントが以下の通りです。
・コレステロールの多い食品を減らす
・飽和脂肪酸やトランス脂肪酸(マーガリンなど)の取り過ぎに注意する
・魚類を食べる

大きなポイントはコレステロールを多く含む食品や、飽和脂肪酸やトランス脂肪酸を多く含む食品を見極めることです。

胃腸が悪いときに効果のある食事療法

胃腸が悪いと栄養の吸収ができなくなってしまい、エネルギーが作れなくなってしまうために体の調子は落ちてしまいます。
少しでも調子が悪いなと思ったら、しっかりとエネルギーをとるための食事を考えることが重要です。

そんな胃腸が悪い時の食事療法のポイントとして
・消化のいい食品や調理法を選ぶ
・胃酸の分泌を高める食品を控える
などがあげられます。

それらの食品や調理法は以下の通りです。
・小さく、柔らかく
・油の使用量を減らす
・食物繊維が多く消化しやすい果物(りんご)や野菜(青菜やにんじん)を選ぶ
・脂肪の少ないささみや白身魚を選ぶ

体調が悪い時にはこれらの食事を実践してみてください。
早い回復を期待できるでしょう。

食事療法は日頃のちょっとした工夫でできる

ご紹介したように、食事療法というのは食材や味付け、調理法を工夫するだけで食事の力によって体の不調を改善してくれるものです。

古来、中国では医師の中に食医がおり、薬膳を用いて患者の療養を担当していたくらい、食事は医学の中でもとても重要な位置付けなのです。

ぜひ食事で体の調子を整える術を身につけましょう。

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