高血圧を放置するとどうなるの?

「頭痛くらい大したことがない」と放置しておくと、原因が高血圧の場合の頭痛であったなら、命を縮めることにもなりかねません。
風邪を引いているわけでもなく、過労や疲れなど思いあたることがないのに頭痛がする場合は、血圧を測定し、高いようなら病院に行くようにしましょう。

慢性的な高血圧によって血管に圧力がかかり続けると、血管壁が傷つきやすくなります。傷ついた部分にコレステロールがたまり血管が細くなりますが、この状態が動脈硬化です。年齢とともに誰もが動脈硬化を起こしやすくなりますが、高血圧はそれを促進してしまいます。

高血圧の状態が長く続くと、脳の血管が詰まり脳梗塞になったり、脳内に出血が起きて脳出血を起こす恐れがあります。また、高血圧は狭心症や心筋梗塞、心不全など心臓の病気を引き起こす原因にもなります。その他にも腎臓病や糖尿病、大動脈瘤など多くの病気に関わってきます。

血圧が急に上がると頭痛がすることもありますが、血圧が高いままで安定すると頭痛もあまりしなくなります。頭痛という高血圧の初期のサインを見落とさないようにすることが大事なのです。注意してください。

*一般的に、収縮期血圧が140㎜Hg以上、拡張期血圧が90㎜Hg以上を高血圧と診断されます。

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肥満と高血圧

高血圧の遺伝子を持っている人は、肥満になると高血圧症になりやすいといわれています。

高血圧に関係するのは、内臓に脂肪がたまる内臓脂肪型肥満の人で、皮下脂肪がつく皮下脂肪肥満の人よりに多く発症します。男性には内臓脂肪型が多く、女性には皮下脂肪型が多いためか高血圧症は男性の方が若干多いようです。

また、肥満の人は正常体重の人に比べて2~3倍高血圧症になりやすいといわれています。肥満が原因の高血圧症の場合は、4~5㎏体重を減らすことでほとんどの人が正常値に戻るため、早足でのウォーキングやジョギング、水泳などを週3回程度おこなってみてください。

しかし、高血圧の方の中には運動療法が適さない方もいます。以下の記事をご覧になり、注意して行うようにしてください。

高血圧の原因と高血圧予防のためのライフスタイル

高血圧は両親や祖父母、兄弟姉妹など血のつながった家族に高血圧症の人がいると、発症しやすいといわれています。しかし、高血圧の素因がなくても、環境によっても高血圧症になってしまいます。

高血圧症を予防するために

・定期的に血圧をチェックしましょう。
・塩分は控えめにしましょう。目標は1日に10g以下です。
・太り過ぎに気をつけましょう。血圧を下げる効果が高い早歩きなどを習慣にしましょう。
・動物性脂肪の取り過ぎに気を付けましょう。
・睡眠を十分にとるようにしましょう。便通を整えましょう。
・熱いお風呂はやめましょう。
・スポーツや趣味でストレスの解消をはかりましょう。
・風呂上りや夜中のトイレなどの寒暖の差に注意をしましょう。
・お酒の飲み過ぎに気をつけ、禁煙を心がけましょう。

高血圧の予防法については以下の記事で詳しく紹介していますので、ご覧ください。

生活習慣を見直し高血圧を予防する

血圧は年齢とともに高くなる傾向がありますが、悪い生活習慣も血圧に影響を及ぼします。

生活習慣を見直すとともに、感情的になって言い争ったり、スポーツ観戦で熱狂的になったりするのは抑えるようにしましょう。気持ちは常に穏やかに、言動や行動もまずは一呼吸おく、ということを習慣化できるといいですね。

血圧はその時々に微妙に変化するため、一日に何度も血圧を測り一喜一憂することはありませんが、原因のわからない頭痛は、高血圧を知らせるサインかもしれないので気をつけましょう。血圧がやや高めで肥満気味という程度なら、まずは運動を生活に取り入れることから高血圧対策を始めてみてください。

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