Updated: 2016/12/15 00:52
朝食 重要

朝食が最も重要だと言われる5つの理由

「朝食は重要!」誰しも一度は聞いたことがあると思います。しかし、中には「朝食は無理に食べなくてもいい」という専門家の話を聞いたことがある人もいるでしょう。実際のところどうなのでしょうか。朝食が重要と言われる理由、必要ないという意見、どんな朝食が理想的なのかについて紹介します。

シェア ツイート はてブ

理由① 朝食が脳に活力を与える

朝、目が覚めた後も、しばらくは頭がボーっとして考えにくいということはありませんか。これは脳のエネルギー源であるブドウ糖が体内に少ないことが原因の一つと考えられます。

脳の活動を支える栄養素はブドウ糖だけだと言われています。朝から脳をしっかり動かそうとするならば、十分なブドウ糖がエネルギー源として必要ということになります。しっかりと朝ごはんを食べて、ブドウ糖を補わなければ、脳は十分な活動ができずに、日中のパフォーマンスが落ちてしまうことつながります。

理由② 朝食が腸を整えて、便秘を予防する

朝、目が覚めて眠っているのは脳だけではありません。腸もまだ目を覚ましておらず、朝食をきちんと食べることで腸も動き始めます。

便秘の方は、朝からしっかりと野菜を取ることで、腸がより活発になり、排便を促す効果が期待できるでしょう。

理由③ 朝食が肥満防止になる

夕食を食べた後、次に食事をするまでの時間が長すぎると、体は非常事態だと勘違いする恐れがあります。すると、次に食事を口にした時にできる限りの栄養素を体内に蓄えようとして、より多くの脂肪がついてしまうことがあります。

食事のバランスに気を付けていれば朝食で太るということはありません。むしろ朝食をしっかり取り、規則正しい生活をする方が肥満の予防になるでしょう。

理由④ 朝食が免疫力アップにつながる

1日のリズムがきちんとあり、規則正しい生活を送っている人は、免疫がしっかりと働きます。

1日のリズムを整えるには決まった時間に食事をすることが大切です。その第一歩が朝食でしょう。

まずは朝食をきちんと食べる習慣が規則正しい生活には欠かせません。免疫力が上がると、病気だけでなく、ストレスにも強くなるでしょう。

理由⑤ 朝食が成長期の子どもを支えている

子どもは成長するために毎日しっかりと栄養素を確保する必要があります。1回の食事量が少ない子どもにおいては、特に毎回の食事をきちんと摂取することがとても重要になります。

また成長のために規則正しい生活が欠かせないこの時期には、朝食は1日のスタートとして栄養面、生活リズムを整える両面から、非常に大切となります。朝食をしっかり食べてから学校に行く子どもは学校での成績が良いというデータがあるくらいです。

どうして「朝食を食べなくてよい」という専門家がいるの?

上記に示したような朝食のメリットがあるのにもかかわらず、朝食を無理に食べなくてもよいという専門家がいて、混乱することがあるでしょう。

その理由は、現代の生活スタイルにあると考えられます。
労働時間が比較的に長い日本では夕食を食べる時間が遅くなりがちです。夜の10時を超えるという人もいるでしょう。コンビニも24時間開いているため、少し小腹が空いたら、簡単に食べ物が手に入る世の中です。

そういった生活をしていると、朝にはあまりお腹が空いていないという状況も起こり得ます。そのような状態で、朝食までしっかり食べると「過食」、いわゆる「食べ過ぎ」の状態を起してしまうわけです。

食べ過ぎが肥満をまねき、肥満がさまざまな病気につながることは言うまでもないでしょう。朝食を食べない人の多くは、この過食状態を懸念しているケースがほとんどでしょう。

結局、朝食は必要なの?必要ないの?

朝食のメリットは明らかであり、朝食はきちんと摂取した方が良いです。しかしその一方で、現代は過食の心配があることも事実です。

朝食のメリットを最大限生かし、過食を防ぐには、生活パターンを朝型に変える必要があるでしょう。自然と朝食が食べたくなるような生活リズムにすることです。

夕食はなるべく早い時間帯に済ます習慣をつけましょう。夕食後は何も食べないようにして、寝る時には胃を空の状態にします。そうすることで、睡眠の質も上がり、ぐっすり眠ることもできます。ぐっすり眠れると、朝の目覚めもよくなり、朝ごはんが美味しく食べられることでしょう。

理想の朝食はGI値が低いもの

では、どういった朝食が理想なのでしょうか。パン食でしょうか、それとも和食でしょうか。

食後の血糖値の上がる度合いを示したGI値で見てみましょう。急激に血糖値が上昇するものより、じわじわと上昇する方が体にも脳にも良いと言われています。

小麦をまるごと使って作った全粒粉パンであればGI値が35、白い食パンのGI値は97、白米のGI値は70です。全粒粉パンが一番適しているわけですが、日本で全粒粉で作るパンを手に入れることは簡単ではないでしょう。そこで、白米かパンかの選択をすると、白米の方が良いということになります。日本昔ながらの朝食が理想に近いわけです。

ごはんに加えて、焼き魚、野菜、フルーツとバランスの取れた食事をすることは言うまでもありません。とはいっても、朝からそれだけ用意するのは大変です。夕食の残りや、前夜のうちに下ごしらえをするなど、工夫をして、1日の大事な朝食をしっかり食べれるようにしてみてはいかがでしょうか。

朝食は非常に重要である!

●脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖を補給するため。
●腸を目覚めさせて、便秘の予防するため。
●肥満を防止するため。
●成長期の子どもの栄養素を確保するため。
●1日のリズムをつけて、免疫力をアップするため。

しかし、今の世の中、朝食をとると過食になってしまう恐れがあります。そうならないためには、夜型の生活を改めて、朝型の生活を送る必要があります。夜ごはんはなるべく早くに済ませ、朝ごはんを美味しく食べられるようにしましょう。

<関連記事>