眠っても疲れが取れないのは血行の悪さが原因の一つ

疲れが取れない原因の一つとして、運動不足が考えられます。

体を動かさない方が疲れないような気がしますが、そうとも言えません。

元々、人間という生き物は運動をする事を前提に進化して来ています。数十年前までは家事ですら肉体労働を必要としていました。筋肉の働きは自分の意志で体を動かす時に使うだけでなく、体中に酸素を行き渡らせるための血流の流れを助けるポンプの役割も持っています。

現代の極端に体を動かさずに済む生活では筋肉量が低下してしまい、十分に血行を促進するには力不足の方も少なくありません。

また、血液は体の老廃物を肺や腎臓に送る働きもしています。血行が悪いと酸素や栄養が体の各所に届かないだけでなく、老廃物の代謝がスームズに行かなくなります。そのため、眠っても体の疲れが抜けない、という状況に陥ってしまうのです。

デスクワークの姿勢も疲れが取れない原因に

運動不足で筋力が落ちる事も疲労の一因ですが、デスクワークの場合は筋肉の使い方が偏ってしまう事も疲労の原因となります。

同じ姿勢を長時間保持すると、筋肉を使う場所と伸ばす方向が固定されてしまいます。

ゴム版や金属版でも特定の箇所を特定の形に曲げ続けると一定の場所だけに負担がかかってそこから割れたり折れたりするのと同じで、特定の場所の筋肉だけがダメージを受け続ける事になります。

筋肉は伸縮するように出来ているのに使わずにいると凝り固まって上手く動かなくなります。体をよく動かす子供の体は柔らかいのに、大人になって運動しなくなると固くなって曲がらなくなるのもそれが原因です。

筋肉がこり固まる事でも血行が鈍り、代謝が悪くなって疲労回復しにくくなる原因となります。幸いに筋肉は適切なストレッチを続けて動かす事で柔軟性を取り戻す事が出来ますので、疲労が抜けないと感じたら軽いストレッチをしてみましょう。

肩こりに効果的なストレッチを以下の記事で動画付きで紹介しています。ぜひ参考にしてください。

ストレッチで疲れを取ると心も解れて熟睡しやすくなる

起きている時、人間は外部からの刺激に対応できるよう、軽い緊張状態にあります。

仕事中に声をかけられたらすぐに反応して返事ができるというような感じで、自分以外の何かにすぐ反応できる状態をイメージしていただければわかりやすいかと思います。
この働きは交感神経が受け持っています。

交感神経が働いている時は人間が活動モードの時で、食事や眠る時は副交感神経が働き、気分がほぐれて体が緩み、眠気を感じたりします。

本来であれば体内時計などの働きでこの二つが上手く切り替わるのですが、仕事が上手く行かない、人間関係のトラブルなどなんらかのストレスを抱えると緊張状態が解けず常に交感神経が優位になって眠っても上手く休めない事もあります。

そんな場合ストレッチを行うと副交感神経が優位になってよく眠れます。
これはストレスが原因で固まっている筋肉をストレッチでほぐす事によって体をリラックス状態と同じにし、心理状態が体の状態に沿ってリラックス状態になる、という効果による物です。

肩こり解消ストレッチ 〜僧帽筋上部ストレッチ〜


人間の頭の重さは成人で5kg前後と言われ、体重の1割近くに当たる重さがあります。
それを支えるために常に人間の首と肩は負荷トレーニングをしているような状態になっています。

肩こりがひどいと安眠できません。
このストレッチで肩こりで緊張する僧帽筋上部をストレッチすることができます。ぜひ行ってみてください。

普段伸ばさない所を伸ばすストレッチで寝付きを良くする


大人になって体が固くなるのは、体の動きが生活の中でパターン化してしまい、可動域全体を使う事が少なくなる事も原因の一つです。

体の側面の筋肉を使う機会は運動しないと中々ないかもしれませんが、骨盤を引き上げる働きもしています。

この部分はデスクワークを続けるうちに柔軟性を失いやすい箇所でもありますので、意識して伸ばしてみて下さい。

疲労回復のためにストレッチが有効な理由

●眠っても疲労が抜けにくいのは血行が悪い事も原因の一つ
●特定の姿勢を取り続ける事で筋肉がこり固まる事も血行不良を招きやすい
●ストレッチを行う事で筋肉をほぐし、血行を良くする事に繋がる
●ストレッチで筋肉をほぐすと心理的にもリラックスして安眠しやすくなる

こりやすい場所や普段使わない場所の筋肉を意識してストレッチでやわらかくする事で取れない疲れを取り除き、疲労しにくい体を作る事ができます。ハードな運動ではありませんのでぜひ生活に取り入れてみて下さい。

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