現代社会人が晒されるうつ病の症状とは?

うつ病とは、気分の落ち込みが続き、イライラと焦ってしまう気持ちに駆られたり、急に涙が出てきたり、今まで興味があったものや食欲、睡眠欲、性欲といった三大欲求が沸かなくなるなど、抑うつ状態が2週間以上続く心の病気です。

抑うつ状態自体は、人間の誰もが体験したことがあるものの、うつ病の場合は生活の中で長期間に渡り、抑うつ状態から抜け出せません。また、精神的な不調だけでなく、頭痛や倦怠感があらわれるなど、身体的な不調を伴うケースもあります。

「私はうつ病とは無縁の性格だし…」と思っていてもうつ病を発症してしまうことはあります。100万人以上の人がうつ病に悩まされていて、もはや珍しい病気ではなく身近に潜んでいる病気なのです。

よく「気合いが足りないからうつ病になるんだ!」と、言う人もいますが、うつ病の場合、ストレスなどの刺激により、脳の働きに問題が起きていて、活動に必要な脳内物質が正常に分泌されていないため、気力だけで治療することはできません。お医者さんとのカウンセリングや薬物治療によって改善していかなければならないのです。

身近に潜む「うつ病」の発症原因

うつ病を発症する原因は、ひとつに絞ることができません。人それぞれ性格が違うように発症原因も人それぞれ異なるのです。

・友人や家族の死去
・失業、倒産、経済的なトラブル
・家庭内の不仲
・結婚や離婚、育児や引っ越し、転職など環境の変化
・小さい頃のいじめなどの体験
・人間関係

このような環境的な要因が引き金になるケースもあれば、

・疲労が蓄積された状態が続く
・ホルモンバランスによるもの(生理前、妊娠出産、更年期など)
・甲状腺機能の働き
・服薬によるもの

などの身体的要因がうつ病の原因となることもあります。
また、うつ病は大きなストレスが発病のキッカケとなるケースが多いと言われています。
ストレスと聞くと、オーバーワークや受験や仕事のプレッシャー、また事故や大切な人との死別など悲しい出来事が連想されますが、結婚や出産、昇格など嬉しい出来事に思えるようで環境が大きく変化することがストレスになる場合もあるのです。

うつ病は意外なところにも潜んでいる!

近年の研究で、これら以外のうつ病発症原因もわかってきました。人間関係も順調で、身体的な不調も感じていなくても、意外な原因がうつ病に繋がる場合があるのです。

▼意外なうつ病の原因

隠れ鉄分不足が原因となる

疲れの原因となる鉄分不足。体内の鉄が不足すると、カラダの働きが悪くなり身体的、精神的に不調が現れやすくなります。また、血液検査で貧血症状が見られなくても、隠れ鉄分不足といって、鉄分の貯蔵庫であるフェリチンが不足しているとうつ病とよく似た気分の落ち込みが見られることもあります。

スマホやパソコンなどのブルーライト

スマホやパソコンが放っているブルーライトは強いエネルギーを持っており、目への悪影響だけでなく長時間ブルーライトを浴びることで良質な睡眠へ導くホルモン、メラトニンの分泌が悪くなり体内時計が乱れてしまいます。

睡眠障害を引き起こしたり、ホルモンバランスを崩すことからうつ病へのリスクを高めるのでは?と考えられています。

季節

太陽の光には、セロトニンという脳内物質を活性化させる効果があるのですが、日照時間が短くなる冬に季節的な気分の落ち込みを訴える人もいます。

様々な原因があるうつ病から身を守るには?

このように、現代社会人を脅かすうつ病の発症原因は人それぞれで、様々な要因が考えられます。誰しもが発病する可能性があるうつ病から身を守るには、

・規則正しい生活リズム
・バランスの良い食事
・適度な運動
・睡眠を摂る

といった、生活習慣に気を配りながら、ストレスを溜めにくい環境を作ってあげることが重要となります。自分では自覚がないかもしれませんが、少しでもカラダや心の異変を感じたときは、早めに休むといったクセを付けてうつ病を予防しましょう。

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