れんこんの糖質は?糖質制限ダイエット中に食べてもよい?

レンコンの糖質はどれくらい?糖質制限ダイエット中に食べてもよいか?レンコンはダイエット向きの食べ物かどうかをまとめます。レンコンのカロリーや糖質などの栄養価に触れながら説明します。

レンコンと糖質について

レンコンとは

レンコン(蓮根、Lotus root)とは、はすねや蓮茎、藕とも書く植物です。
原産地は中国・インドですが、日本でも栽培されます。
「ハス」の地下茎が肥大した物をレンコンと呼び、沼沢地や蓮田などで食用に栽培されています。
一般的に根菜類、つまりは根野菜として食卓に登場するでしょう。

レンコンの内部には空洞があり、輪切りにすると穴が多数空いていることが分かります。
この多数の穴は「先を見通す」に通じ、縁起が良いとされてきました。
レンコンが良くお正月の料理に使われる理由です。

よく目にするレシピとしては、煮物や酢レンコン、天ぷらなどが見られ、シャッキとした食感を活かす方法が多いです。
また、基本的にレンコンは主食ではなく、おかずとして食卓に上がるでしょう。
さらに、郷土の食事として熊本に辛子レンコンがあります。

糖質とは

糖質とは簡単に言えば炭水化物とほぼ同意義の言葉です。
栄養学上は炭水化物は糖質と食物繊維の総称として扱うべきですが、食物繊維はほぼエネルギー源となりえません。
そのため、今回の記事では糖質イコール炭水化物として扱います。

糖質とは単糖を構成成分としている天然の有機化合物の総称と言えます。
この有機化合物は非常に多様な種類が存在しますが、今回のテーマとはあまり関係がないため割愛にします。
糖質は食品に広く分布しているため、基本的に食事をしていれば必ず口にしている物質だと言えるでしょう。
重要なことは、糖質は生物の代謝やエネルギーの貯蔵、骨格の形成などに必要不可欠な物質であることです。
そのため、糖質を完全に断つことはできません。
どんなときであれ、例えダイエット中であれ、糖質は人間にとって重要なエネルギー源です。

糖質とダイエットの関係

エネルギー源として必要とされる糖質を減らすことは、すなわちダイエットの基本である食事制限を効率的に行っていることでもあります。
糖質の摂取量を減らす、あるいはその量をコントロールすることが、糖質制限ダイエットとして取り上げられることもあります。

糖質は摂りすぎると、体内の血糖値が上昇します。
血糖値が上昇したままでは、身体にとって良いことはありません。
そのため、体内ではインスリンが分泌され、この血糖値を下げる働きをします。
この時、血液中の糖質・ブドウ糖をグリコーゲンという形で蓄積する行為を行っています。
さらに、余った分は中性脂肪に変えると言われています。

糖質制限ダイエットとは

ダイエットを目的として糖質制限をすることを、糖質制限ダイエットと呼びます。
大きなエネルギー源である糖質を制限することで、より効果的にダイエットをしようということです。

糖質制限ダイエットという言葉からは、糖質を完全に食事から抜いてしまうイメージがあります。
しかし、そこまで厳しい糖質制限を行う必要があるかは議論の余地があるでしょう。
実はこの点、ダイエット界隈でも意見がふたつに分かれます。
実際には、そこまで厳しい糖質制限ダイエットを行わなくても、ゆるい糖質制限でも十分に効果があるのではないかとも考えられています。
糖質は人間のエネルギー源として絶対に必要なのだから、半分くらいにしてみるべきではないかと考えられるでしょう。

今回のテーマであるレンコンを食事制限中に食べられるかどうかについては、それに含まれている糖質の量を検証することで確かめます。
もしも、糖質が多いようであれば、糖質制限ダイエット中にはあまり向かない食べ物であることになるでしょう。
しかし、もしも糖質制限以上にダイエット効果をもたらすような栄養素が含まれているのであれば、レンコンをダイエットに組み込むこともできると判断できるでしょう。

レンコンの糖質やカロリーは?糖質制限ダイエット向き?

レンコンの糖質とカロリー

レンコン100gあたり、

・糖質(炭水化物):15.5g
・カロリー:66 kcal

このままでは糖質やカロリーが多いのかよく分かりません。
そこで他の食べ物とも比べてみます。

レンコンと他の食べ物の糖質量を比較

レンコンを主食に食べることがあまりない根野菜のため、ここでは根野菜やその他の野菜とレンコンを比べます。
100g当たりの糖質とカロリーを比べます。

糖質(100gあたり)
・レンコン:15.5g
・大根:4.1g
・にんじん:8.7g
・トマト:3.89g
・きゅうり:3.0g

カロリー(100gあたり)
・レンコン:66g
・大根:18kcal
・にんじん:36kcal
・トマト:18kcal
・きゅうり:14kcal

あくまでも一例として出した他の野菜たちでしたが、これ以外の野菜についても似た傾向であると言えます。
つまり、レンコンの糖質とカロリーは他の野菜よりも多い傾向になっています。

レンコンは糖質制限ダイエット向き?

レンコンは実のところ高糖質・高カロリーの食べ物です。
高カロリーになっている理由はほぼ糖質の問題であると考えられます。
根菜類として野菜の一種類ではありますが、レンコンは意外にも太りやすい食べ物であると結論づけられます。
特に高糖質であることから、糖質制限ダイエット中には何の工夫もなく食べるには向かないと言えるでしょう。

レンコンのダイエット効果

レンコンにはダイエット効果も?

レンコンは基本的に何の工夫もなく食べると、せっかくのダイエットを無駄にしてしまう可能性があります。
特に糖質制限ダイエットを行っている最中は、レンコンはなかなか食事に組み込むことが難しい食べ物です。
しかし、レンコンにはダイエットに向いた効果があるのも事実です。
そのために、カロリーや糖質以外の栄養に目を向けてみます。

レンコンの栄養価

レンコン100gあたり

・脂肪:0.1g
・タンパク質:1.9 g
・食物繊維:2.0g
・ビタミン多数
・ミネラル多数

ビタミン・ミネラルについては、ビタミンCをはじめとして、鉄やカリウム、亜鉛などを多く含みます。

一方で、糖質以外の三大栄養素、脂肪およびタンパク質は多くは含まれていません。

レンコンのダイエット効果

レンコンには食物繊維とカリウムが多く含有されています。
特に有名な効果として、食物繊維の便秘の改善がありますが、それ以外にも食物繊維には代謝の向上に効果があるのではないかと考えられています。
代謝が向上すればエネルギーの消費量が上がり、ダイエットにも役立つでしょう。

また、カリウムは代謝に関係しており、むくみや脂肪の蓄積を改善する効果が見込めます。

さらに、レンコンに含まれる成分の一つ「ムチン」には、代謝の向上が期待できます。
ムチンは糖とタンパク質によってできた成分であり、胃腸にも効果があると言われます。
何よりも、ムチンにより代謝量をアップすることにより、太りづらい体質の実現が可能です。

レンコンを太らないように食べる方法

レンコンはカロリーと糖質が多く、糖質制限ダイエット中にはあまり向かない食べ物です。
一方で、その成分中にはダイエット効果を持つ成分も含まれています。
そのためダイエット中に組み込みたい食べ物でもあると言えるでしょう。
しかし、レンコンはうかつに食べてしまえば、太ってしまうであろう食べ物です。

例えば、油を使う炒め物を避けたりし、蒸したりすることによって、カロリーを抑えながら食べてみましょう。
また、ダイエット中の食事はトータルバランスが重要です。
レンコンを使うのであれば、他の食品の選択には気をつけるようにしましょう。
もちろん適量を食べるのが最も重要です。

これらのことに気をつけて、レンコンのダイエット効果をうまく取り入れていきましょう。