自宅で簡単!二重あごを解消する方法5選!

多くの人の悩みの種である「二重あご」。単純に太ってしまうと二重あごになるのは仕方がないですが、太り過ぎてもいないのに二重あごが消えないことがあります。その原因は意外なところにあるのです。正しい二重あご解消方法を解説します。

二重あごができてしまう原因は?

まず最初に、なぜ二重あごができてしまうかの原因について触れていきましょう。二重あごができてしまう原因は、大きく2つに分類することができます。

①顔に余分な脂肪がついてしまっている

まず最初の原因は、いわゆる「体脂肪」です。運動不足や暴飲暴食によって肥満気味になってしまうと、当然のことながら顔にも脂肪がついてしまいます。そして顔についてしまった脂肪は、顔の下へ下へと垂れてしまい、結果としてあごに集中していくのです。

脂肪が原因で二重あごができてしまう人は、顔の法令線なども目立ちやすくなってしまいます。そうすると、見た目が実年齢よりも老けて見える…という悲しい状況が生まれてしまうのです。

②生活習慣による筋力不足

そして、2つ目の理由は「筋力不足」です。これは一見スリムなのに二重あごができている人に多い傾向です。例えば普段から硬いものをよく噛んで食べる習慣がないことで、あご周辺の筋肉が衰えてしまっている人などが挙げられます。

あとは、「猫背」など姿勢も問題があります。二重あごが目立たないように猫背に近い姿勢をとる人もいるのですが、これではかえって逆効果です。あご周辺にある筋肉は綺麗な姿勢を維持するときに強く働くので、かえって筋力低下が進み、二重あごがひどくなってしまうのです。

二重あごを解消する方法① 食習慣の改善

顔にできてしまった二重あごを解消するには、一体どうすればいいのでしょうか?まず最初に考えるべきは、「食習慣の改善」です。特に肥満が二重あごの原因となっている方は、普段の食生活を変えないとこの後に紹介するエクササイズを行っても思うような結果が得られないでしょう。

まずは、1日に食べている料理やメニューを書き起こしてください。この時、よく飲む炭酸飲料やジュースがあればそれも必ずメモするようにしましょう。意外とこうした飲料というのは、カロリーの元になっているものです。

そして、1日の総摂取カロリーと食事バランスを目で確認できるようにしてください。そして今度は、自分の身長と体重、そして年齢で算出できる「基礎代謝」を調べてみましょう。「基礎代謝 計算」で検索すると、いくつかサイトがヒットするはずです。

そして、サイトの中には基礎代謝と普段の運動量を足した「1日の適正カロリー」を計算してくれるサイトがあります。まずは、この適正カロリーよりも少なくなるように食事の量を調整してみてください。あまりに少ないカロリー量にするとリバウンドの原因になるので注意しましょう。

そして、食事の内容は「肉・魚などのタンパク質をしっかり摂取する(体重×1.0(g)以上)」「野菜を多めに摂る」など栄養バランスにも気をつけてみてください。

食事メニューの記録のノウハウについては、以下の記事に詳しく解説してあります。ぜひ参考にしてください。

二重あごを解消する方法② 立ち姿勢を改善する

2つ目の方法は、普段からの立ち姿勢を改善するというものです。普段からスマホを見ながら歩いている人は、体が前かがみになりやすく、それが猫背などの原因となります。まずは、普段から猫背にならないよう意識的に姿勢に気をつけることから始めましょう。

立ち姿勢を改善する方法ですが、まずは自宅で次のようなことを試して見てください。

やり方は簡単です。
壁を背にして後頭部、肩、かかとをつけて立ち、後頭部を壁に押し付けて「5秒キープ→緩める」を10回繰り返すだけです。

普段から運動習慣のない人の場合、これだけで肩甲骨周りや背筋に疲れが出てくる場合があります。またこの姿勢をしている時は、身長測定のときのように「あごを少し引く」ような姿勢を取りましょう。

この姿勢を毎日朝と夜に行うだけでも、普段猫背気味になってしまっている姿勢の矯正になります。また、このエクササイズ中はゆっくりと深呼吸をしましょう。

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二重あごを解消する方法③ あごを上に向けるエクササイズ

上に紹介した2つの方法は、いわばこれから二重あごがひどくならないための予防法も兼ねています。現在ある二重あごを解消するには、あごの筋肉をストレッチしたり鍛えたりするエクササイズも同時に行うのが効果的です。

ここからは、そんなあごの筋肉をほぐす、あるいは鍛えることができるエクササイズを紹介します。最初のエクササイズは、あごを上に向けて行うエクササイズです。

①天井を見るように顔をあげ、あごの下の筋肉を伸ばす。
②上を向いたまま、大きく口を動かして「あ・い・う・え・お」と順に声に出していく。
③ゆっくりと顔を前に戻す。

このエクササイズでは、あごの下部分がストレッチされているのを意識しながら行いましょう。顔が天井と水平になるくらいに大きく上を向くのがポイントですが、後頭部から首筋にかけてに痛みが走るようであれば、無理のない範囲で行なってください。

二重あごを解消する方法④ 首の筋肉のコリをほぐすエクササイズ

次に紹介するのは、首筋の筋肉をほぐすためのエクササイズです。普段からの姿勢や長時間スマホ・PCを眺めることで、首には疲労が溜まっています。それをほぐすことにより、リンパの流れを改善して二重あごの改善につなげるのが目的です。

やり方はフォームローラーの上に横になり、首をフォームローラーの淵にあて、頭を左右に倒します。
胸鎖乳突筋、頭板状筋の筋膜リリースとストレッチができます。

左右各1〜2分ずつ行いましょう。

二重あごを解消する方法⑤ 舌を大きく動かすエクササイズ

舌は下あごに接しているため、実は二重あごとも密接な関係があります。そこで、舌を次のように動かすことによって、普段使っていないあごやその周りの筋肉を刺激しようというのがここで紹介するエクササイズです。

①両肩はリラックスした状態で、舌を前に突き出す。5秒ほどその状態をキープする。
②次に、突き出した舌で鼻を触るように上へと伸ばし、同じく5秒ほどキープする。
③顔を上に向け、舌を出したまま左右に大きく動かしていく。これを10往復させる。

舌を左右に動かす時は、なるべく大きくゆっくりと動かすのがコツです。動かしているときに、舌やあごにうっすら疲れが出てくるのを目安に頑張ってみましょう。

二重あごの改善は日頃のちょっとした習慣の改善が大切!

二重あごができてしまう原因は日頃からの食べ過ぎもそうですが、現時点で痩せている方は食事以外の生活習慣が原因であることがほとんどです。大抵は、運動不足やデスクワーク主体の仕事、そして猫背気味の姿勢が関係しています。

そして二重あごを改善するには、まず何よりもあごをしっかりと動かしてあげることが重要です。上に紹介したエクササイズはもちろん、ご飯を食べる時にしっかりと食材を噛む習慣をつけるのも重要ですし、あごを使うためにガムなどを噛むのもいいでしょう。

そうした小さい習慣の改善や1日数分の運動習慣でも、顔のラインは大きく変わります。ぜひ今回紹介した解消法を取り入れながら、理想的な顔のラインを作ってください!

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