大胸筋を鍛えてバストアップ!女性でも高負荷でおこなうべし!

ヒップラインやウェストラインを美しくしたい!そう願う女性は多くいることでしょう。それと同じくらい、バストアップを目指して様々なエクササイズやマッサージを試している人も少なくありません。そんなあなたに、バストアップを叶えるための大胸筋のトレーニングをご紹介します!

バストアップの前に!胸って一体どんな作りをしているの?

女性の胸というのは、一体どんな作りをしているかご存知ですか?

いわゆる乳房と呼ばれる場所には、実は筋肉は存在しません。胸はそのほとんどが脂肪組織で構成されています。

そして乳房の中には、母乳に関連する様々な器官があり、それらをクーパー靭帯が支えているといった構成になっているというわけです。

そうした数々の組織の下に大胸筋があって、そして肋骨などが存在します。
よく「胸の筋トレ=胸全体が大きくなる」と誤解してしまう人がいるのですが、そういうわけではないのです。

では、大胸筋を鍛えることが、どうしてバストアップにつながる可能性があるのでしょうか?

大胸筋を鍛えることで胸を「下支え」してくれる!

例えば、どんなに素晴らしい一軒家を立てたくても、それを支える土台が沼地だと、家を支えてくれませんよね。

大胸筋というのは、ここでいう土台の役割を果たしてくれます。

胸を支えてくれる大胸筋を鍛えることで、重力に負けないハリのあるバストを手に入れることができるようになります。

また、大胸筋のトレーニングを通じて、胸にあるインナーマッスルである「小胸筋」も合わせて鍛えることができます。
この筋肉は胸を内側に寄せる役割があり、小胸筋を鍛えることで胸の谷間を維持することができるようになるのです。

これらの効果によって、ハリのある美しい形のバストを作れ、結果としてバストアップを達成できます。

バストアップのための大胸筋トレーニングは「高負荷」で行う!

どの筋トレにも共通しますが、筋肉を成長させる=筋肥大をさせるには、高負荷で8〜12回くらいのトレーニングを3セット行うといった、集中的なトレーニングが大切です。

こう書くと、女性の中には「筋トレで体が太くなったら困る」と考えてしまう人がいますが、それはご安心ください。

例えば芸能人のローラさんは、日々あの体型を維持するために筋トレをしていますが、それでも美しいプロポーションのままです。

女性は筋肉を大きくする男性ホルモンが男性に比べて圧倒的に少ないため、筋肉を大きくすることは非常に難しいのです。

適度な筋トレは元々女性が持っているボディラインをより良くする効果があるので、むしろ筋トレはダイエットに最適のパートナーなのです。

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バストアップの大胸筋トレーニング①プッシュアップ

バストアップのために取り入れたい大胸筋のトレーニングは、やっぱり「プッシュアップ」です。

プッシュアップ、つまりは腕立て伏せなのですが、以下のようなポイントで行うといいでしょう。

・両手は肩幅から手のひら1〜2つ分外側に置く

・肘が90度になる位置に手をつく

・体を持ち上げる時は、つま先から背中までが一直線になるよう意識する

・強度が辛いという人は、つま先ではなく膝をついて運動する

プッシュアップのような自重で行うトレーニングは、動きを全体的に「ゆっくり」行うことで強度を高めることができます。

「3秒かけて体を下ろし、床からギリギリのところで止まって一瞬静止し、3秒かけて体を起こす」という一連の動作を意識して、トレーニングしてみてください。

バストアップの大胸筋トレーニング②リバース・プッシュアップ

プッシュアップは応用しやすいメニューです。

・いつもより手を広げることで、大胸筋の外側を鍛えられる

・手をベッドやベンチについて行うと、大胸筋の下側を鍛えられる

・足をベッドやベンチについて行うと、大胸筋の上側を鍛えられる

簡単に紹介するだけでも、これだけのバリエーションがあります。

そして、これらとは違うプッシュアップのバリエーションで「リバース・プッシュアップ」という種目もあります。

通常プッシュアップはうつ伏せで行いますが、この種目は仰向けで行うことで、大胸筋の下側や小胸筋を鍛えることができます。

また、この種目では二の腕にある「上腕三頭筋」も刺激できるので、女性の気になる部分複数の筋肉を鍛えられるメニューでもあるのです。

大胸筋トレーニングで、理想のバストアップを達成しよう!

胸にある脂肪組織を増やしてバストアップをするのは、自分ではなかなかできません。しかし、大胸筋を鍛えてバストアップを狙うことならできます。

上を向いた美しいバストを手に入れたい方は、ぜひ今回紹介したトレーニングを試してみてください!

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