間食は怖れるな!ダイエットに適した食品とは?

監修者

佐藤 誠

健康運動実践指導者 タイ政府公認タイ伝統医療協会認定タイ古式マッサージセラピスト

ダイエットをしていると、食べ物を制限なく食べるということができないので、ストレスが溜まってしまいます。「ダイエット中だから」という理由で、間食を取るのは罪悪感があります。しかし実は、ダイエット中の間食は、そこまで悪いことではないのです。今回の記事では、ダイエット中の間食におすすめの食品を紹介します。

ダイエット中にも間食をしていい?

ダイエットと空腹感はセットになっていると言っても過言ではないでしょう。
ダイエットの基本は、運動などで消費するカロリーよりも摂取するカロリーの量を少なくするということなので、当然食事の量も制限されます。

つまり、ダイエット中は空腹を感じやすい状態になるということなんです。

何か食べたいという気持ちと、痩せたいという気持ちがぶつかり合うことは、本能である食欲を、理性が抑えつけようというする構図になり、アンバランスな精神状態がストレスを招いてしまいます。

実はストレスというのはダイエットの邪魔になり、ストレスが原因でダイエットに失敗してしまうという方も多いです。つまり、空腹がストレスを引き起こす原因になってしまうぐらいであれば、なにか空腹感を紛らわす間食を食べて、空腹を紛らわせてあげた方がストレスが緩和され、ダイエットもうまくいくのです。

ストレスがダイエット失敗にどれほど結びつきやすいか、以下の記事に詳しく解説してあります。ぜひ参考にしてください。

ダイエット中の間食におすすめの食品-ナッツ類-

ナッツ類はダイエット中に食べるおやつとして最適と言われています。 その中でも特にアーモンドは、空腹を満たすという効果だけではなく、ダイエット効果も高いです。

アーモンドに含まれているオレイン酸、カリウム、ビタミンE、ビタミンB2などは、脂肪を燃焼しやすくする効果があり、さらに、美肌効果、老化防止効果、むくみの解消という、女性にとって嬉しい効果が盛りだくさんです。そしてアーモンドには食物繊維が含まれているので、消化するまでに時間がかり、満腹感を得やすいという特徴もあります。

ただし、無制限に食べてもいいというわけではもちろんありませんので、1日に食べるアーモンドの量を15粒なら15粒と決めて、その数を小分けにして間食用にとっておくようにするのがおすすめです。お腹がすいた時に、その小分けにした容器の中から1粒ずつ食べていくことができますし、過剰摂取の心配もありません。

ダイエット中の間食におすすめの食品-豆腐-

豆腐は、ダイエットのお供として有名な食品です。
低カロリーなのに栄養が豊富という特徴があるため、よく使用されます。

また、豆腐には大豆イソフラボンや大豆たんぱく質、ミネラルといった美容効果が高い上に脂肪を燃焼させやすくする栄養分が豊富に含まれています。そのため、間食だけでなく、食事の中でも摂取したい食品のひとつといえます。

ダイエット中の間食におすすめの食品-スルメ-

スルメは噛みごたえがある食べ物です。そのため、ひたすら噛んであごの力を使わないと、食べることができません。あごの筋肉を使うと、満腹中枢が刺激され、実際に食べた量は少なくてもお腹は膨らみます。

ただしスルメは意外とカロリーが高く、100gも食べてしまえば、ご飯一杯分のカロリーがあります。さらに、塩分も多いので、食べすぎはむくみの原因にもなります。そのため間食としてスルメを食べるのであれば、一切れか2切れぐらいを、ゆっくりと時間をかけて噛みながら食べると良いでしょう。

ダイエット中の間食におすすめの食品-チョコレート-

チョコレートと言うとダイエット中には食べてはいけないものというイメージがあるかもしれません。しかし、チョコレートの中でもカカオの含有量が多いものであれば逆に太りにくい性質を持っています。
ダイエット中には「カカオ70%以上」という表記のある商品を選ぶようにしましょう。血糖値が上がり満腹感を得られるはずです。

間食しない!と無理をせずに

ダイエットを行うストレスによって、逆に太ってしまっては本末転倒ですよね。
ダイエット中のストレスからダイエット終了後に食べ過ぎてしまい、リバウンドが起こるというケースもあります。

ダイエットとは、どれだけ脂肪を減らせるかという戦いだけではなく、どれだけストレスをためずに痩せることができるかという戦いでもあるのです。この戦いで大きな武器になってくれるのが間食です。

この記事で紹介したような食品を用意しておき、空腹時にはそれらを摂取しながらストレスを溜めることなく、効果的なダイエットしていきましょう。

<あわせて読みたい>