体を柔らかくして基礎代謝をアップさせる!基礎代謝を上げるストレッチ方法とは

軽く見られがちなストレッチですが、ストレッチを日々継続的に行うことは基礎代謝を上げダイエットや日々の健康に大きな効果をもたらします。ここではストレッチと基礎代謝の関係とストレッチの方法についてお話しします。

基礎代謝とはなにか?

基礎代謝とは、呼吸・私たちが生きていく中で必要な生命活動に対して、私たちが何をしなくとも消費されるエネルギーの事です。

つまり基礎代謝量を増やす事は、勝手に消費されるエネルギー量を増やす事であるので、ダイエットや筋トレなどのボディーメイクに対して有効な手段の一つです。

また、代謝が上がる事で血流が促進されるので冷え性やむくみの改善・新陳代謝の向上など、美容や健康に対しても大きな効果をもたらしてくれるのです。

体が柔らかいことと基礎代謝の関係

「体が柔らかい」ことと「基礎代謝」
一見つながりがなさそうですが、二つの間にはどんな関係があるのでしょうか?

ストレッチをすると、体が柔らかくなり血液を押し出す筋肉のポンプ機能が上がる事で血流が良くなります。体が柔らかくなると体の稼働域が広がることで体の動きが大きくなるので代謝量が上がり、血流が良くなると冷えが解消される事で体温が上昇し代謝量が上がります。

したがって、体を柔らかくする事は、体質改善も同時に行え代謝を上げることでダイエット効果も期待できるので私たちの体にとってとてもいいことなのです。

他にもある!体を柔らかくするメリット

体が柔らかいメリットは代謝が上がる事だけではありません。

●血行が良くなることによる冷え性の改善・疲労物質がスムーズに運搬されるとこで疲労回復力の向上
●腱や筋肉が伸びるので関節への負担が減るため、肩こりや腰痛が改善したり日々の怪我の防止に繋がる
●リラックス効果によって心身の老化防止効果

これらのような大きな効果を、日々の生活で感じることができます。

体のかたい人でも継続的にストレッチを続けることでどんどん柔らかい体を手に入れることができますし、現在十分に柔らかい人でもその柔らかさを維持することは歳を重ねていく中での健康状態の悪化や怪我の防止の観点からもとても重要なことだと言えます。

効果的に基礎代謝を上げる3つの場所

効果的に基礎代謝を上げることのできる場所には股関節骨盤肩甲骨の3つがあると言われています。
これらは私たちが生活している中で動く頻度が多く範囲が広い部位で、これらが柔らかくなることで代謝量は大幅に上がることでしょう。

ではそれぞれの部位について見ていきましょう。

股関節は、普段の歩行から立ったり屈んだりすることで全身の中でもとても動作量が多い部分です。
骨盤は、上半身を支えたり座っている時にバランスをとったりしているので使っている実感はなくても非常に代謝量の多い部分の一つです。
肩甲骨も股関節と同じように、日常生活の中で腕を動かすことは多いので動作量が多いです。

これらの部位を意識的に柔らかくすることで効率よく代謝量を上げることができます。

それぞれのストレッチ方法

ストレッチで重要な事柄には
●体を温めた状態で行う
●反動はつけずにゆっくりとした動作で行う
●ストレッチする筋肉を意識する
●継続して行う
があります。

そんな中で、簡単にできるそれぞれのストレッチ方法をご紹介します。

股関節

①床に座り両足を合わせて手で固定します
②息を吐きながらゆっくり膝を床に近づけます。これを何度か繰り返します

骨盤

①肩幅に足を開いて立ちます。
②頭を動かさずに、腰を前後左右時計回り反時計回りに動かします

肩甲骨

①肩幅に足を開いて腕を上に伸ばして手を交差して組みます
②左右・後ろに上半身を倒します
先述した重要なポイントに気をつけながら行いましょう。

とにかく継続することが大事!

ストレッチや筋肉を柔らかくすることの重要性をお伝えしてきましたストレッチをする上での時ポイントなどもありますが、一番大事なことは「継続して取り組む」ことです。

柔らかい筋肉を得るためには日々継続してストレッチに取り組むのが最大の近道です。