太ももとお尻痩せを実現する最も効果的な方法とは?

監修者

山口 里奈

LPY認定ヨガインストラクター 栄養士 食生活アドバイザー

【美脚トレーナー解説】太ももとお尻を細くするにはどうしたらよいの?普段の生活習慣での痩せない理由をチェック!効果的な簡単トレーニング、ストレッチも合わせてご紹介いたします。

太ももとおしりは脂肪がつきやすく痩せにくい!?

山口 里奈監修トレーナーからのアドバイス

LPY認定ヨガインストラクター 栄養士 食生活アドバイザー

太ももとおしりが太い。下半身太りが気になる。上半身とのバランスも悪く気になる・・・そんなことはありませんか??

美脚と美尻を目指して細身のパンツを綺麗にはきたい!そんな方へ自信の持てる簡単な身体づくりをご紹介いたします。

女性は下半身に脂肪がつきやすく、痩せにくい。食事制限などのダイエットをしてもなかなか細くなりにくい場所でもあります。痩せてほしくないバストや上半身が痩せて下半身は細くならないとなるとバランスも悪くより太ももおしりの太さが気になるようになります。

無理なダイエットでリバウンドを繰り返した場合も、体重が元に戻ったのに体型が崩れやすくバランスが悪くなってしまいます。
脂肪は、摂取カロリーと消費カロリーのバランスで蓄積されますが、女性は男性よりも筋肉量も少ないので特に下半身につきやすいと言われています。

(女性の脂肪のつきやすい場所)
・おしり
・太もも
・バスト

山口 里奈監修トレーナーからのアドバイス

LPY認定ヨガインストラクター 栄養士 食生活アドバイザー

太ももとおしりは、脂肪がつきやすいだけでなく、年齢とともにたるみやすくなってきたり、代謝が悪くなることによりセルライトやむくみや冷えなどの状態が出やすい場所でもあります。

太ももとおしりに脂肪がつきやすくなる原因

下半身に脂肪がついてしまい、なかなかその脂肪も落ちない・・・女性のお悩みの中で多く耳にします。なぜ、なのでしょうか?

原因は、意外と生活習慣などで改善できることが多いです。

主に上げられる理由としては、

・姿勢が悪い
・冷え症
・運動不足や筋肉量が少ないこと
・靴選びや歩き方が悪い
・同じ姿勢でいる時間が長い

など普段の生活からの影響が多くあります。

正しい姿勢を心がけるだけで自然と正しく筋肉を使えるようになり、身体全体のバランスが良くなります。猫背や反り腰は、骨盤のゆがみといわれる状態につながり、お尻周りや太ももに脂肪がつきやすくなります。荷物を片方の手で持たないことや、座る姿勢を意識したり脚を組む習慣をやめるなど日常生活で注意出来ることがあります。

太ももとお尻が太くなりにくい習慣とは?

次に、脚やお尻が太くなりやすい習慣を紹介します。

・階段よりエスカレーターを利用することが多い
筋力の低下を感じる方は、なおさら今までよりも歩くことで変化が見られます。運動不足や加齢で権力が低下することも、太ももやおしりが太くなる原因の一つです。

内ももにある内転筋が弱ることで太ももの隙間がなくなり、太ももの裏の筋肉が弱ることでお尻が下がりやすくなります。

・椅子に座るときに膝が開いている
椅子に座るときに脚をそろえ膝をつける意識をすることで、内ももの筋肉の強化につながり太ももを引き締める効果があります。座り姿勢も美しく見えるので、美脚に見える効果もあります。

・脚を組む、横座りなど脚のどちらかに負担がかかる姿勢をしている
左右のバランスが悪いとどちらかの脚に負担がかかり、余分な部分が太りやすくなってしまいます。骨盤が開いて太ももの外側が張ることでお尻が大きくなったり、太ももが太くなる原因となります。

・湯船につからずシャワーだけで済ませることが多い
冬だけでなく、夏もクーラーが効いていて意外と身体が冷えていることがあります。血行不良で脚がむくんだり、脂肪がつきやすくなります。時間がなくゆっくりと入浴時間がとれないかたは、足湯をためしてみることもおすすめです。

・冷たいもの、濃い味の食事、油ぽい食事、食生活が乱れている
身体のむくみや基礎代謝を落とす原因となる食生活は、太りやすい原因ともなります。特に脂肪のつきやすい太ももやおしりが太くなる原因にもなるので食事にも注意する必要があります。

太ももとおしり痩せに効果的な運動

大股歩き

普段よりも大股で歩き下半身の筋肉を大きく使ってまずは下半身の血流アップ、引き締めにつなげていきます。
背筋をピンとただして歩くようにしましょう。まずは一日一回少しでもよいので、1ヶ月を目標に行ってみましょう。

山口 里奈監修トレーナーからのアドバイス

LPY認定ヨガインストラクター 栄養士 食生活アドバイザー

下半身のトレーニングだけでなく、通勤で行えば通勤時間も短縮できますよ。

お尻を小さくしたい!小尻エクササイズ

1.両脚は腰幅に開き、まっすぐに立ちましょう。

2.肘を軽く曲げて両掌でお尻を触りそのまま上体を前屈していきます。太ももの裏側が伸びているのを感じて、上半身と下半身が90度のラインになるあたりで止めます。

3.お尻の上の部分と、太ももの後ろ側の力を使ってゆっくりと上体を起こしていきます。

目安10回

山口 里奈監修トレーナーからのアドバイス

LPY認定ヨガインストラクター 栄養士 食生活アドバイザー

しっかりとお尻に効いているのを確かめながら使っている部分を意識しながら行いましょう。

姿勢改善|お尻から脚にかけてキレイなラインを作るエクササイズ

1.床に横になり、肘をついて頭を少し上げ肘をついた掌で支えます。テレビを見るような格好で横寝をします。

2.脚をそろえたまま膝を曲げて、上の脚を股関節を開いていきます。足首、膝、股関節をすべて90度に曲げます。膝を上下に大きく開け閉めし、貝がひらくようなイメージです。

3.おしりの筋肉を意識して行いましょう。上半身は動かないように注意しましょう。

目安10回

山口 里奈監修トレーナーからのアドバイス

LPY認定ヨガインストラクター 栄養士 食生活アドバイザー

横になったまま行えるのでスクワットよりも簡単で筋トレ初心者の方にもお勧めです。慣れてきたら、脚を開いたまま小刻みに動かすバリエーションもおすすめです。

太ももとおしり痩せに効果的なストレッチ

そけい部を伸ばして太ももを引き締めるストレッチ

1.脚を前後に大きく広げて立ちます。

2.上半身はまっすぐにキープして骨盤は正面に向けます。

3.前後の脚の指先は前に向け同じ方向を向くようにしましょう。

4.後ろの脚の踵を上げ下げします。目安は20回。

前足の膝裏の伸ばし過ぎに注意しましょう。

山口 里奈監修トレーナーからのアドバイス

LPY認定ヨガインストラクター 栄養士 食生活アドバイザー

リンパがたくさん流れるそけい部を刺激して、太ももをスッキリ引き締め効果につなげていきましょう。

猫背改善|姿勢を良くして脂肪のつきにくい下半身をつくるストレッチ

1.床に座り両膝を立て足裏を床につけた姿勢になります。

2.上体を後ろへ倒し、両掌をお尻の後ろ床につけます。指先は前に向けます。

3.一度息を吸って背骨を伸ばし、吐きながら背骨を丸め骨盤を後ろへ倒し背中を丸めます。首の力を抜いて、頭も下げます。

4.息を吸いながら両手で床を押し、骨盤を前へ押し出すように立てて、胸を反らして目線は斜め上を見ます。肩を後ろに引き、頭を軽く後ろへ倒し斜め上を見ます。

5.ご自身の呼吸に合わせて繰り返していきます。

背骨を動かすことに意識を向けて、目安10回ほど行いましょう。

山口 里奈監修トレーナーからのアドバイス

LPY認定ヨガインストラクター 栄養士 食生活アドバイザー

テレビを見ているときや駅のホームで立っているときに、無意識につい楽な姿勢をとっていることで、姿勢が悪くなっている可能性があります。このストレッチは、座りながら行える簡単に行えるので、日々のコリや固まった身体をほぐすのに行ってみましょう。