太ももの付け根を細くする方法とは?内ももに隙間を作ろう!

監修者

山口 里奈

LPY認定ヨガインストラクター 栄養士 食生活アドバイザー

太ももの付け根を細くしたい方へ、気になる部分の余分なお肉を落とすためには何を行ったらよいのか?運動や難しいことが苦手な方にも簡単にわかりやすく解説いたします。

太ももの付け根が太い原因とは?

山口 里奈監修トレーナーからのアドバイス

LPY認定ヨガインストラクター 栄養士 食生活アドバイザー

脚を細く綺麗にしたいなぁと思ったときに、みなさんは特にどの部分が気になりますか?

全体的にお肉を落として・・・とダイエットに取り組んでいても、気になる太ももの付け根ってなかなか細くならないことが気になります。

食事制限をしてダイエットしても、部分的に痩せたり理想の体型にするにはそれだけでは難しいことがあります。
では、どんなことをすると効果的なのでしょうか?

太ももの付け根を細くするには、引き締め!がポイントとなります。

太ももの付け根が太くなってしまう原因は以下の3つです。
・血流が悪い

座り仕事などでお尻周りが冷えていたり血流が悪いと、太ももの付け根をスッキリさせることが難しくなってしまいます。股関節周りを動かしたり、マッサージしたり、筋肉をつけて引き締めることがポイントです。

・体脂肪がついている
太ももの付け根は、脚の中で脂肪がある程度ついている場所でもあります。ダイエットを経験した方はお分かりだと思いますが、脂肪が落ちにくい場所でもありますよね?また、たるみが原因で太くみえることもあります。特に内ももについたお肉を気にされている方も多いです。

・骨盤の歪み

骨盤の開きも太ももが太くなる原因です。開いた骨盤のまわりにお肉がつき、腰回りやお尻が大きくなることがあります。さらに太ももだけでなく、脚全体が太くなってしまうこともあります。

骨盤のゆがみに対して起こる脚の付け根の外側にあるポコっとした骨の部分『大転子』が骨盤の外側に張り出ることで、見た目が太く見えういたるだけでなく、大転子の骨の周りの筋肉が効果的に使われなくなり余分なお肉がついてしまうことになります。

大転子が張りだす日ごろのクセをチェック!
・脚を組む
・膝をつけて派の時に座る
・内股で歩く

日常生活でのクセを見直したり、骨盤周りの筋肉をテニスボールなどをつかってほぐしたり、骨盤をサポートするベルトやガードルなどを使用して正しい姿勢で生活するクセをつけなりなど、今すぐはじめられることが多くありますので運動が苦手だったり難しいことは続かない方におすすめです。

山口 里奈監修トレーナーからのアドバイス

LPY認定ヨガインストラクター 栄養士 食生活アドバイザー

太ももの付け根を細くするために、まず何をはじめたらよいかわからない方のために、今回は簡単にはじめられるむくみ解消法、関節ストレッチ、筋肉で引き締める運動方法の3つをお伝えいたします。

太ももの付け根を細くする方法① 脚のむくみの解消

長時間同じ姿勢をしている方によく見られますが、夕方脚が太いなどとむくみが気になる方により効果的な方法です。

まずむくみは、冷えや代謝などにも影響することがあり太ももの付け根を細くすると言う上でまず解消しておく必要があります。

すぐに簡単にはじめられる、太ももをさわることからでOK!脚全体のリンパの流れを促していきます。
マッサージクリームやオイルを使ったマッサージやスクラブケアで血流アップや肌にハリを持たせていきましょう。スリミング効果のあるものを使うとより効果があります。

太ももの付け根などにおこりやすい、急激な脂肪や筋肉の変化でおこる肌の肉割れ(ストレッチマーク)をおだやかにするのにも保湿は効果的です。

太ももの隙間をつくるむくみスッキリマッサージ

1.太ももの内側外側を下から上にリンパを流すようにしてマッサージしていく。

2.脚の付け根をやさしくさするようにして流す。

脚の付け根に両手を重ね、気持ちよい強さでゆっくりと体重をかけて圧迫5~10秒、ゆっくりてをはなすを2~3回繰り返します。

手でこぶしをつくり優しくお尻と太ももの境目をくるくると内側から外側へ流すようにマッサージし、最後に側面の少しくぼんだ部分をくるくると刺激しましょう。お肉や筋肉をほぐすイメージで行います。

山口 里奈監修トレーナーからのアドバイス

LPY認定ヨガインストラクター 栄養士 食生活アドバイザー

肌が乾燥していたりハリがなければ、たるみの原因にもなりますのでぜひ行ってみてください。

冷えがむくみをさらに悪化させることがありますので、湯船に毎日つかり身体をあたため血行を良くする身体づくりをすることをおすすめします。

太ももの付け根を細くする方法② 股関節の可動域を広げる

太ももの上の部分はもともと脂肪の溜まりやすい部分で運動などをしても落としにくい場所でもあります。

太ももの付け根にお肉がついてしまう原因として股関節の可動域の低下があります。股関節の可動域が少なくなると、単純に日常生活における歩行での歩幅にも影響してききます。歩幅が狭くなれば使う筋肉が少なくなり余分なお肉もつきやすくなります。
毎日のことなのでこの股関節の可動域を広げることで、少しずつ筋力アップにもつながり太ももを細く引き締めていくことに効果的です。

仰向けに寝転がり、脚を上に上げてぐるぐるとまわすだけでも普段動かしていない部分やストレッチ効果があります。

寝たまま行う脚パカ股関節ストレッチ

1.仰向けになり左右の足裏を合わせて菱形の様な形をつくる。

2.膝を開いたり閉じたりさせて脚をパカパカさせる。
  脚の重さで股関節が開くようなイメージで行い無理に力を入れないように注意しましょう。(座った状態でも膝を曲げ両足裏を合わせて膝を上下にパタパタと動かし行うことができます。)

山口 里奈監修トレーナーからのアドバイス

LPY認定ヨガインストラクター 栄養士 食生活アドバイザー

ちょっとしたことでも毎日の習慣にすると、積み重ねで効果を感じることが出来ます。股関節に痛みや違和感などの症状がある場合は、無理はしないようにしましょう。

太ももの付け根を細くする方法③ 運動編

筋肉をつけ引き締めることでたるみ防止や脂肪を落とすのに効果的です。筋肉をつけることによって代謝アップにもつながりますので、ちょっとしたエクササイズを取り入れて行うことが太ももの付け根を細くするためのポイントとなります。

足踏み運動

1.イスに座り膝を90°に曲げ足踏みを繰り返します。

左右それぞれ20回を目安で行います。
腰が丸まらないように胸を張り背筋を伸ばして行いましょう。

脚の上げ下げ

1.仰向けになり両足をそろえて上下に上げ下げする。

なるべくゆっくりのペースで20回を目安に行いましょう。手は身体を支えられる位置に置きましょう。脚の高さは無理のない範囲で負荷を調節していきましょう。

なれてきたらバリエーションとして、そのまま横になり上の脚を腰の高さぐらいまで上げ下げ、上の脚をあげたままで下の脚を上の脚に近づけ上げ下げをそれぞれ20回ずつ行うのもおすすめです。

太ももの内側の筋肉を鍛えて、左右の太ももの間に隙間をつくろう

1.床に仰向けになり脚を垂直に持ち上げ開く〜閉じる動きを繰り返す。

20回を目安に行います。負荷が重いなと感じる方は、壁に脚を寄りかけた状態で無理のないところからスタートしていきましょう。
内ももの筋肉は意識しないと衰えてしまい内ももがぷよぷよしてきてしまいます。

山口 里奈監修トレーナーからのアドバイス

LPY認定ヨガインストラクター 栄養士 食生活アドバイザー

普段のイスに座ったり立っている姿勢で、左右の太ももを引きつけたり膝がはなれないように脚をしっかりと閉じる習慣を心がけるだけでもトレーニングになります。

最後に|高いヒールの靴を日常的に履いている方への注意

ヒールのある靴は脚を細く綺麗に見せてくれますが、足にあっていなかったり歩き方によっては脚のスタイルに影響が出る場合があります。

脚を細くする、引き締めるためには以下のことが大切です。

・お尻、太もも裏側の筋肉を使う
・太もも表側の筋肉を酷使しない

しかし、ヒールを履いて前のめりになって歩くと、太もも前側の筋肉が発達し、お尻や太もも裏の筋肉を使わないようになってしまいます。

脚を綺麗に見せるためのヒールの靴が脚を太くしてしまうなんてことにならないためには注意が必要ということになります。

正しい立ち方や歩き方で余計な筋肉を落とすことで脚の形も良くなり、脂肪の付き方もかわってくるのでバランスの良い脚へ近づくわけです。太さが変わらなくても脚全体のバランスが良くなると細く見える効果があります。

山口 里奈監修トレーナーからのアドバイス

LPY認定ヨガインストラクター 栄養士 食生活アドバイザー

姿勢をなかなか普段意識できない方は、骨盤ベルトを使用したり身体の土台となる足のアーチをサポートするインソールなどを靴に入れるなど正しい姿勢になるためのサポートしながら少しずつ行ってみることをおすすめいたします。

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