ゆで太郎のカロリーが低いメニューと高いメニュー

豊富なそばメニューで人気のチェーン店「ゆで太郎」。幅広いメニューの中で、どんなものがカロリーが高く、またダイエット中におすすめな低カロリーなメニューは何でしょうか。カロリーを中心に、それぞれに含まれる栄養分も調べてみました。

ゆめ太郎のそばのカロリーはどれくらい?

やはりシンプルなもり、かけそばが低カロリー

品名 カロリー
もりそば(冷) 396kcal
かけそば(温) 398kcal
もりそば(1.5倍) 593kcal
もりそば(2倍) 791kcal
もりそば(3倍) 1157kcal
そばメニューから見ていくと、冷たいもりそばと温かいかけそばがほぼ同じぐらいの低カロリーな数値を示しています。

もりそばは1.5倍の大盛りだと593kcal、2倍の2枚もりだと791kcal、3倍の特もりだと1157kcalと、段階を経てカロリー数値が上がってきます。中華そばが466kcalなので、もりそばでも大もりにしてしまうと中華そばよりもカロリーでは上回ることになります。

具材では、のりやわかめ入りが低カロリー

具材入りのそばで言うと、

焼きのりそばは温メニュー404kcal、冷メニューは402kcal
三陸わかめそばも温メニュー407kcal、冷メニュー405kcal

と、こちらも低カロリーとなっています。

焼きのりは1枚あたり約5.6kcalとヘルシー。

わかめも一食分あたり2.4kcal程度で、わかめに含まれる食物繊維がコレステロールの分解や排出を進めると言われています。

そのほかのそばメニューのカロリー比較

品名 カロリー
薬味そば(冷) 540kcal
とり舞茸天そば(温) 548kcal
とり舞茸天そば(冷) 552kcal
天そば(温) 576kcal
天そば(冷) 580kcal
肉舞茸そば(温) 604kcal
肉舞茸そば(冷) 611kcal
かき揚げそば(温) 648kcal
かき揚げそば(冷) 647kcal
やはり天ぷらが具材に加わっているものもあり、もりそばやかけそばに比べて150~250kcal程度カロリーアップしていますね。

ただしとり舞茸天そばや肉舞茸そば、かきあげそばなど、ダイエットにとって重要な栄養素であるたんぱく質や食物繊維を摂取するのに有効なメニューが並んでいる点も特徴的と言えるでしょう。

ご飯もののカロリーは?

かつ丼、かつカレーで大台に

ご飯ものとしてはいずれも

小そば付でカレーライス873kcal
ジャンボかつ丼1055kcal
ジャンボカツカレー1294kcal

かつを取り入れたメニューは1000kcal超えしています。
カロリーや脂質、糖質の高いイメージの強いかつ丼やかつカレーですが、豚肉にはたんぱく質のほか、代謝アップを助けるビタミンB1が豊富という利点もあります。

単品でのカロリーが気になる場合、ご飯ものはミニ丼サイズをチョイスする手段もあります。ミニかつ丼、ミニカレー、ミニカツカレーを含むミニ丼のカロリーは以下の通りです。

品名 カロリー
ミニかつ丼 581kcal
ミニカツカレー 714kcal
ミニカレー 503kcal
ミニ海老天丼 395kcal
ミニとり舞茸天丼 422kcal
ミニかき揚げ丼 522kcal

トップクラスの高カロリーメニューはやはりセット!

空腹時にうれしいセットメニューは、ご飯ものにそばが付きます。

満腹かつ丼セットに温かいそば付きとした場合1376kcal、冷たいそば付きなら1374kcal。満腹かつカレーセットに温かいそばを付けた場合は1616kcal、冷たいそば付きなら1613kcalと、トップクラスの高カロリーメニューとなります。

カロリーはグンと高くなりますので、ダイエット中の人が食べるメニューとしては現実的には考えられにくいでしょう。

セットメニューを選ぶ場合は、ミニサイズにすることをおすすめします。

ミニセットメニューのカロリー

ミニセットのカロリーは前述でご紹介したミニ丼のカロリー+400kcalになります。ミニサイズであってもやはりセットメニューはかなりのカロリーを摂取することになりますね。

気になるようでしたら、ミニセットを食べた日はそれ以外の食事をより低カロリーに抑えて1日あたりの摂取カロリーが大きくなり過ぎないように、調節するようにしましょう。成人男性の1日の合計摂取カロリーの目安は2600kcal、成人女性は2000kcal程度とされています。

単品メニューはどれを選ぶ?カロリーは?

トッピングやサイドメニューは揚げ物、ご飯が高カロリー

そばのトッピングや付け合わせなどとして、お好みで選べる単品メニューも多くそろっています。揚げ物は比較的カロリーが高く、単品であっても選べば食事全体のカロリー量をかなり引き上げることになってしまうようです。

ですが、「そばのトッピングには天ぷらがつきもの」という人も多いでしょう。そういう人たちにとってかきあげ天の250kcalは不安な数値かもしれません。ですが、天ぷらは具材によってはこの2割にも満たないカロリー量のものもあります。以下に種類と数値を示します。

かきあげ天以外の天ぷらのカロリーの比較

品名 カロリー
とり天 102kcal
海老天 44kcal
なす天 30kcal
舞茸天 48kcal
ゆで太郎天ぷらのカロリー比較
肉や舞茸に、ダイエットに友好的な栄養分が含まれていることは前述しましたが、海老に含まれるタウリンも疲労回復のほか、コレステロール値の低下や肝臓内の脂肪を取り除くといった効果がうたわれています。

なすに含まれるカリウムも利尿効果があるとされているので、むくみを解消したい人には向いているかもしれません。カロリーの数値も頭に入れながら、各具材に含まれる栄養分の働きも考慮してチョイスしてみるのはいかがでしょうか。

おすすめのトッピングメニューは?

ダイエットにも効果的なメニュー

単品メニューの中でもおすすめのものを挙げてみましょう。

・生たまご 77kcal
・煮玉子 85kcal
・温泉卵 91kcal
・納豆 100kcal
・焼き海苔 6kcal
・三陸わかめ 4kcal
・薬味カイワレ 4kcal

3つの卵のメニューがあります。卵はたんぱく質のほか、代謝アップの強い味方である必須アミノ酸を多く含む食材です。

また、その卵をたんぱく質など多くの栄養分含油量で超えると言われている優秀食材として、納豆があります。
納豆菌は腸内の善玉菌を増加させ、さらに納豆が食物繊維を豊富に含むことも腸内環境の改善や便秘解消、ひいてはデトックス効果をもたらすことにもつながるので納豆もおすすめのメニューです。

焼きのりや三陸わかめはなどの海藻類はダイエットの味方となり得る食材です。薬味カイワレに含まれるスルフォラファンが内臓脂肪が蓄えられるのを防ぐ効果がうたわれています。

トッピングも工夫すれば食べれる

前述したように、単品メニューによっていろいろなトッピングやサイドメニューの組み合わせが選べるというメリットがあります。カロリー計算だけでなく、取り入れるのに望ましいと考えられる栄養素を補うための手段として、単品メニューを活用するようにしてみましょう。