【初心者必見!】ヨガブロックの使い方や選び方とは?

監修者

吉川ひとみ

IHTA国際ホリスティックセラピー協会認定ヨガインストラクター、ピラティスインストラクター

【ヨガトレーナー解説】ヨガブロックは、どのようにして使うものなのか?初心者でも使ってよいもの?どんな種類を選べばよい?ヨガ初心者の方にわかりやすくお答えいたします。

ヨガブロックとは?

ヨガブロックはどんな時に使うものなんですか?

吉川ひとみ監修トレーナーからのアドバイス

IHTA国際ホリスティックセラピー協会認定ヨガインストラクター、ピラティスインストラクター

例えば体が固くて手が届かない時に、無理をして力んで手を伸ばして姿勢(アーサナ)をとることは辛いだけですよね。そんな時にヨガブロックを使い、調和の取れたアーサナが取れる.ようにしてくれる道具のひとつです。

ヨガは呼吸と共に行うことにより、ストレスや不安を緩和し脳波がリラクゼーション効果が得られます。しかし、体に力が入っていたり無理な体勢でヨガを行っていては、歪みをリセットしたり凝り固まった筋肉をほぐし、全身の可動性を高めたいのに、効果は期待できなくなります。

筋肉のバランスをとるために、いきなり弱い筋肉を強化することはお勧めしません。バランスを崩したままで無理してヨガを行うことは、姿勢(アーサナ)が乱れ、強い筋肉を優先して使ってしまい、体を痛めてしまう可能性もあるのです。

そんな時にヨガブロックを使います。

なるほど。ヨガブロックに種類はありますか?どんなものを選んだらよいですか?

吉川ひとみ監修トレーナーからのアドバイス

IHTA国際ホリスティックセラピー協会認定ヨガインストラクター、ピラティスインストラクター

素材の異なるタイプがあります。では、種類と選び方をご説明致しますね。

ヨガブロックの種類

ヨガブロックには、木製のものや硬めのコルク素材のものと、コルク素材よりも肌触りが柔らかい感じのEVA素材(樹脂素材)のものとがあります。

EVA樹脂はポリエチレンよりも柔らかく弾力があり、軽量・無公害の素材です。用途としては、サンダルの底材やバスマットなどによく使われます。
EVA樹脂の特徴は、ポリエチレンのように塩素を含まないので、焼却してもダイオキシンが発生しない、環境にやさしい素材です。小さいお子さまのいらっしゃる方でもご自宅で安心して使うことができます。非常に軽量で、耐久性に優れ、劣化しにくい特徴を持ち安心素材ですのでおすすめです。

大きさも幅広いものと、普通のものの2種類あるメーカーもあります。ヨガ専門店やスポーツブランドでもヨガブロックの取り扱いがあります。ネットでお手軽に購入可能です。

初心者の方には、持ち運びがしやすく、肌触りのよいEVA樹脂素材のものがお勧めです。腰や首にあててもコルクよりもあたりが優しいので体の固い方でも心地よく使っていただけると思います。

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コルク素材のものの利点としては、弾力性に富んでいる樹脂よりも十分な硬さがあり、体重をしっかりのせても安定感があり、重さも樹脂の2倍ほどあるため、強く体を曲げたりできるようになってからでもしっかりサポートしてくれます。幅広いものは、安定性に富みますが普通の幅のものと2.5センチくらいしかかわらないので、お好みで選んでもらってよいと思いますよ。

ヨガブロック価格

ヨガ専門店で樹脂素材のもので2,000円~3,000円コルク素材のものでプラス500円ほど。スポーツブランドの樹脂素材のヨガブロックは1,000円台から購入できるブランドもあります。

ヨガブロックの使い方|ポーズを4つ紹介

吉川ひとみ監修トレーナーからのアドバイス

IHTA国際ホリスティックセラピー協会認定ヨガインストラクター、ピラティスインストラクター

ヨガブロックの使い方をヨガポーズをふまえてご説明致します。

安楽座

このポーズはただ座るだけではなく、骨盤が後ろに倒れないように仙骨を立て背骨をまっすぐに保つポーズです。しかし、猫背の方や股関節や脚の筋肉の固い方は、骨盤が後ろに傾いたり、膝が上がったりします。骨盤が後ろに倒れてしまった場合はブロックの上に座骨を乗せるようにして座ると、仙骨を無理なく立たせることができるようになり、背骨を真っ直ぐにしやすくなります。

股関節の固い方は、床から膝が上がってしまうので脚に力が入ってしまう為、太股の下にブロックを入れ自然と無駄な力みが抜けるようにします。

三角のポーズ

腹斜筋やハムストリング、内転筋のストレッチができるポーズですが、腹斜筋が固い方は、腰が後ろに引けやすく、手を床に着くことを優先しがちになり、胸が床に近付いてしまうので、ヨガブロックを床と手の間に置き、高さは自分に合わせます。手のひらでヨガブロックをしっかりと押すと胸が前に開き安定したポーズがとれますよ。

橋のポーズ

仰向けから膝を立て腰幅に脚を開きます。手のひらと足の裏でマットを押して腰を持ち上げます。肩から膝までをアーチ状にしならせますが、体の固い方は腰を反らせようとしてしまうので、まずは、低い高さから仙骨あたりにヨガブロックを入れ、もう少しいけそうであれば、高い部分を使い腰を反らせるより、脚のつけ根( 鼠径部を)上に押し上げるようにして体の前面を伸ばしましょう。
腰幅よりお膝が開いてしまう場合は太股の内側でブロックを挟むようにすると、内転筋や骨盤底筋をしっかり使い腰を持ち上げることに意識を向けやすくなり、腰を持ち上げやすくなります。

ダウンドッグ

両手をマットにつき、足幅を腰幅に開き 、尾骨を天井に向かって引き上げます。膝はロックせずに踵をマットに近付けます。ふくらはぎや、ハムストリングス、背中の固い方は背中も伸びず、踵を床につけることができません。ヨガブロックを両手のひらの位置に置き、ブロックの上に手をおくことで、背中が伸び、踵が床に近づきます。

ヨガに慣れてきたら、鳩のポーズや車輪のポーズ、逆転のポーズにもヨガブロックを使い、効率良く練習をおこないます。

ヨガブロックの選び方・使い方についてまとめ

体は無駄な力みがあると、緩みません。そして、同じポーズをとっていても、ガチガチに無駄な力が入った状態でキープをしていても疲れてしまうだけで、全く意味がありません。
ヨガは自分自身を楽にし、平穏になることを目的としています。自分自身を内観し、自分自身を受け入れ癒していく。だからこそ筋肉の緊張をとり、柔軟性を向上させることで、ヨガには姿勢改善やリラクゼーション効果などが得られるのです。

ヨガを始めたばかりの初心者の方は、頑張りすぎてしまう傾向があります。頑張りすぎて力んでしまいがち。そんな時にこそ、ヨガブロックを使うことで正しい形が無理なく取れる心地よさを味わうことができます。そして、上肢と下肢が体幹部と調和して動き、実用的な筋力と柔軟性を持って、あらゆる方向に大きな可動域で動く機能的な体へと導きます。

ヨガブロックを使うことで楽をしてポーズをとるのではありません。様々な姿勢(アーサナ)をヨガブロックを使うことで、体本来の動き方を目覚めさせることができるのです。長年生きていると、だんだんと体は衰えてきます。そして感覚反応や運動機能の調整力が誤作動を起こし本来の体の動きを失っていきます。だからこそ、ヨガを取入れヨガブロックなどの補助具を使いながら体本来の動きをもう一度目覚めさせ、行く先はヨガブロックを手放せるまで機能を回復させたいですね。

ひとり言

吉川ひとみ監修トレーナーからのアドバイス

IHTA国際ホリスティックセラピー協会認定ヨガインストラクター、ピラティスインストラクター

最後に・・・ここからは、私のひとり言だと思ってください。ヨガブロックはヨガ専門店、スポーツブランドなどから売り出されています。でも、ヨガを始めたばかりの初心者だし、家での練習に試しに気軽にヨガブロックを買ってみたいという方、ホームセンターなどにも格安でヨガブロック置いてあります。1,000円しないものもあります。大きさもほぼ変わりません。耐久性は、値段相応かと。100均でも置いてある店舗もあります。私が見かけた時は200円で販売していました。

まずは、お手軽に試してみるのも良いと思いますよ。そして、やっぱり必要だと感じたら、ヨガ専門店の商品や、スポーツブランドから気に入ったものを購入しても遅くはないと思いますよ。

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